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初のJ1昇格へ! 赤嶺が劇的ゴールの岡山、松本撃破でPO決勝進出

押谷祐樹(14番)の先制ゴールを祝福する岡山の選手たち [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 J1昇格プレーオフ準決勝が27日に行われ、松本山雅FCファジアーノ岡山が対戦した。

 1年でのJ1復帰を目指す松本は、明治安田生命J2リーグ第40節終了時点までは自動昇格圏内の2位につけていたものの、第41節でFC町田ゼルビアに痛恨の敗戦。清水エスパルスに抜かれて3位に転落した。最終節では横浜FCに3-2と競り勝ったものの、清水との得失点差勝負で3位フィニッシュが決定。プレーオフへ回ることとなった。

 引き分け以上で決勝進出が決まるホームでの準決勝。先発メンバーにはGKシュミット・ダニエルや田中隼磨、飯田真輝、工藤浩平、高崎寛之らが名を連ねた。

 一方、岡山は今季のJ2を6位で終え、クラブ史上初のプレーオフ進出を果たした。終盤8試合は4分け4敗と勝利から遠ざかって7位の町田と勝ち点で並ばれたが、得失点差で上回ってプレーオフ圏内に踏みとどまった。

 決勝に進むためには勝つしかない岡山は、敵地での一戦で岩政大樹や矢島慎也、押谷祐樹、赤嶺真吾らが先発メンバーに名を連ねた。

 試合は立ち上がりから激しい展開となった。岡山の矢島が開始早々にミドルシュートでゴールを脅かすと、松本も左CKからシュートチャンスを作る。大雨が降り続く中、松本は敵陣でファウルを受けてFKを得る場面が多く、得意のセットプレーからゴールへ迫る回数を増やしていった。

 しかし、均衡を破ったのはアウェーの岡山だった。23分、自陣からのロングパスに反応した赤嶺が空中戦で競り勝ち、背後にヘディングで逸らす。すると押谷が最終ラインの背後を取ってドリブルで持ち込み、ペナルティーエリア右手前から右足を一閃。強烈なシュートがゴール左隅へ決まり、岡山が先制に成功した。

 ビハインドを負った松本は25分、高崎がペナルティーエリア手前までドリブルで運び、左足で狙う。しかし、ミドルシュートは枠を越えて同点ゴールとはならなかった。リードを得た岡山は、ミスが目立ち始めた松本を相手に主導権を握る。追加点は奪えなかったが、松本に反撃を許さずに1-0で前半を終えた。

 1点リードの岡山は後半立ち上がりから積極的に2点目を狙いに行った。48分、左サイドからのクロスに対して赤嶺が完全にフリーになったが、至近距離からのヘディングシュートはGKシュミット・ダニエルの正面を突いた。

 対する松本も50分、右サイドからクロスを上げてゴール前で混戦となってチャンスを迎え、52分にも波状攻撃を仕掛けてペナルティーエリア内に多くの選手が殺到するなど、ゴールへの意欲を見せる。しかし、必死の守備を見せる岡山のゴールを割ることができない。

 以降も攻勢をかけながら、なかなかゴールを決めることができない松本。反町康治監督は65分、宮阪政樹を投入して打開を図る。

 そして74分、宮阪の左CKから同点ゴールが生まれた。ゴール前へ飛び込んだパウリーニョがヘディングシュートを決めた。松本が1-1の同点に追い付き、決勝進出へ前進した。

 勝たなければ敗退となる岡山は78分、豊川雄太を投入して勝ち越しゴールを目指す。終盤は岩政を前線に上げるパワープレーを敢行して敵陣でボールを回し続けた。

 そして、4分と表示されたアディショナルタイムに劇的なゴールが決まった。岡山がロングボールを蹴り込むと、豊川が頭で落としたところに反応して最終ラインの背後へ抜け出した赤嶺が、落ち着いて左足シュート。GKシュミット・ダニエルとの1対1を制してゴールネットを揺らした。

 試合は2-1で終了。劇的な決勝ゴールで死闘を制した岡山が決勝進出を果たした。12月4日の決勝では、年間4位のセレッソ大阪と敵地で対戦する。

【スコア】
松本山雅FC 1-2 ファジアーノ岡山

【得点者】
0-1 23分 押谷祐樹(ファジアーノ岡山
1-1 74分 パウリーニョ(松本山雅FC
1-2 90+2分 赤嶺真吾(ファジアーノ岡山

クラシコ

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