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J2降格の福岡、DF阿部巧とMF中原秀人の契約満了を発表

2016.11.11

退団が発表された阿部(左)と中原(右) [写真]=Getty Images

 アビスパ福岡は10日、DF阿部巧とMF中原秀人の2名について、契約満了にともない来季の契約を更新しないことを発表した。

 阿部は1991年生まれの25歳。2014年に松本山雅FCから福岡に加入すると、J2で34試合に出場し主力に定着した。2015年も21試合に出場していたが、今季は明治安田生命J1リーグで1試合の出場にとどまった。


 退団にあたって、阿部は「今シーズンでアビスパ福岡を離れる事が決まりました。加入して3シーズンでしたが本当に多くの経験をさせて頂きました。プレーオフでのJ1昇格。そして今シーズンJ1残留を目標としての挑戦と本当に色んな事がありました。結果はチームとしても個人としてもいいシーズンではなかったですが、この経験を生かしていきたいと思います。スタジアムで戦う時にファン、サポーターの皆様の声が僕たちの力になりました。ありがとうございます。これからも少しでもいいので阿部巧を応援して頂けたら嬉しいです」とコメントしている。

 一方、中原は1990年生まれの26歳。佐賀東高を経て、2013年に福岡教育大から加入した。1年目から38試合に出場すると、2014年も40試合に出場するなど主力として活躍。しかし、昨季は16試合と大きく出場機会を減らし、今季も2試合のみの出場に終わった。

 中原は「2016シーズンをもってアビスパ福岡を離れることになりました。ファン・サポーターのみなさん、4年間ありがとうございました。サッカー選手としての成長はもちろん、人としても成長する事ができた4年間だったと思います。今シーズンはなかなか試合に出られず悔しい思いもありましたが、この思いを力に変えて、またアビスパ福岡でのたくさんの経験を今後のサッカー人生に生かしていきたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします」とコメントを残した。

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