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【湘南vs甲府プレビュー】前節の劇的勝利で降格圏脱出 強力FW擁する甲府が湘南撃破に挑む

■湘南ベルマーレ 無念のJ2降格が決定 ホームで2ndステージ初勝利を挙げられるか

 湘南は前節、大宮とのアウェーゲームに臨み、2-3で敗れた。この敗戦により、年間16位以下が確定し、J2降格が決まった。

 残留に向けて勝利が大前提の状況下、湘南はしかし前半のうちに2失点し、さらに後半開始間もなく追加点を奪われた。失点の時間帯然り、セットプレーから2点を献上したことも含めて、ディフェンス面に課題が浮かぶ。一方、終盤に2点を返し、さらなる得点を予感させるなど、攻撃面では中断期間から取り組んでいるゴール前の崩しの成果が表れた。

 今節でホームに迎える甲府は、前節で福岡を下して年間14位に浮上し、降格圏を脱した。だが、15位の新潟、16位の名古屋がともに勝ち点1差で追走しており、勝ち点2差で13位の磐田も含めて残留争いは予断を許さない。すなわち、甲府にとっても勝利が欠かせない今節だ。

 湘南と甲府は今季リーグ戦とルヴァン杯で対戦し、いずれも湘南が黒星を喫している。前線のタレントを生かし、堅守速攻に磨きをかける甲府との戦いは、先取点がいつも以上に意味を増そう。敗れた過去2戦の背景に甲府のセットプレーやカウンターがあるように、こうしたプレーには今節もとくに注意を払いたい。

 降格という事実を受け止めながら、これまでと変わらぬトレーニングの温度や集中力、チームの一体感が貴い。2ndステージに入り、湘南はまだホームで白星を挙げていないだけに、準備の充実をピッチに映し、サポーターに勝利を届けたいホーム最終戦だ。(隈元大吾)

■ヴァンフォーレ甲府 劇的勝利で降格圏を脱出 今節も外国人アタッカーの活躍がポイントに

 第15節福岡戦は今年初の逆転勝ちで、リーグ戦6試合ぶりとなる勝利。しかも、負傷明けとなったドゥドゥが1ゴールを挙げてのフル出場し、負傷離脱していた新井涼平もボランチでフル出場。なかなか状態の上がらなかったダヴィにも今年初のゴールが生まれるなど、まさに“良いこと尽くめ”。勝ち点1差ではあるが、降格圏を脱出して自力残留の可能性が復活する、大きな大きな1勝となった。

 27日のトレーニングでは、その二人のブラジル人ストライカーが主力組で同時にプレー。揃って先発する可能性が出てきた。佐久間悟GM兼監督は「湘南はあれだけアグレッシブなので、最後の20分くらいに落ちて、攻守のバランスが一気に崩れる可能性がある。湘南が一番元気な時、ゲームの序盤に、こちらも点を獲りにいくのか、それとも残り20分のために、攻撃のカードを残しておくべきなのか、悩むところ」と、最善の策を模索している。いずれにしても「今の二人の状態なら、Jリーグのなかでも屈指のコンビになる」(新井)だけに、2ndステージ2番目に失点の多い湘南にとって、脅威になることは間違いないだろう。

 2009年には、J1昇格を懸けた直接対決、2012年には昇格を決める勝利、2013年には残留争いを左右する真夏の決戦など、このところチームの節目となるタイミングで、湘南と対戦することが不思議と多い。今節も甲府が勝利して、名古屋か新潟が敗れると、J1残留が確定する。他会場の動向にも注意しながら、場合によっては、采配や試合運びに反映させていくゲームになる。(渡辺功)

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