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【予想スタメン】家長復帰の大宮、直接対決4連勝中の福岡を苦手ホームに迎え撃つ

2016.08.05

2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第7節
8月6日 19:00 大宮アルディージャ vs アビスパ福岡(@NACK5スタジアム大宮)

大宮アルディージャ 5試合連続勝利なし、メンバー入れ替えを決行か

 逆転負けを喫したアルビレックス新潟戦に続き、前節のヴィッセル神戸戦も0-1で敗戦。今季2度目となる連敗を喫したチームは5試合連続で勝利から遠ざかっており、2ndステージは1勝3分2敗と負け越すことになった。結局、1stステージで一度も勝てなかったチームとの5連戦は、またも5戦未勝利で終えることになってしまった。


 決して良いとは言えないチームの雰囲気を変えるには、勝利を収めるしかない。今節、対戦するのは1stステージで勝利を収めている福岡だ。昨季のJ2でも2連勝を収めており、直接対決は2012年から4連勝中と相性は良い。今季のホームゲームの通算成績は2勝6分3敗と、こちらも負け越しているが、ここで勝つことができなければ、シーズンの目標に掲げていた勝ち点48の達成も難しくなる可能性がある。

 悪い流れを払拭するために、メンバーを入れ替える可能性は高い。攻撃陣では、すでに全体練習に合流している家長昭博、ムルジャらは臨戦態勢だ。試合勘不足の不安こそあるものの、ここ最近のボールが保持できない状況を変えるためにも、また、ゴールを挙げるためにも、今季チーム最多5得点を挙げ、3つのゴールをアシストしている家長は欠かせないだろう。

 神戸戦ではセットプレーのクイックリスタートから失点を喫したが、今季はセットプレー絡みの失点が多い。流れが切れたところでも集中を切らさずに守ることが求められる。福岡はセットプレーからのゴールが多いだけに、警戒したいところだ。(totoONE編集部)

アビスパ福岡 大宮には3連敗中も好印象あり、ウェリントンの高さを生かしたい

 大宮にはJ2で戦った昨季から3連敗中だが、2011年のJ1対戦成績は福岡が完封で2勝を挙げた。NACK5スタジアム大宮でゴールを奪った城後寿は、「チームもスタジアムも、相性が悪い印象はない」と語る。

 福岡にとっては、残留争いを勝ち抜くために勝ち点3が必要な一戦。一方、連敗中の大宮にとっても、ホームで負けることができない一戦になる。両チームともけが人を抱えているが、福岡のウェリントンが復帰するどうかはゲームに大きく影響するだろう。ウェリントンは「(左ひざの痛みは)慢性的なものでもあり、痛みはあるが何とか準備をしている」という状態。練習には合流しており、今節は先発の可能性もある。

 ウェリントンが先発すれば、高さを生かした攻撃に、平井将生や金森健志らのスピードを加え、攻撃のバリエーションを増やすことができるだろう。2ndステージはウェリントンが4試合先発から外れているが、チームは6試合で6得点と1stステージ(11得点)を上回るペースでゴールを奪っている。得点パターンも多彩になりつつあり、今節は大宮に対して、サイドの攻防で先手を取り、クロスからウェリントンら中央の高さを生かせるかがポイントの一つになる。

 守備面では、J1・2nd第3節に逆転勝利を挙げたFC東京戦や、2nd第4節にスコアレスドローだったガンバ大阪戦など粘り強さを見せており、セットプレーからの失点も減少している。チームとして向上している部分を勝ち点につなげ、残留圏に迫りたい。(新甫條利子)

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