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二度目のドイツ挑戦…成功を誓う宇佐美貴史「自分らしいストーリー」

2016.06.21

記者会見を行った宇佐美貴史

 ガンバ大阪からアウクスブルクへ移籍することが決まった日本代表MF宇佐美貴史が21日、記者会見を行った。

 宇佐美は2009年、17歳でガンバ大阪のトップチームに昇格すると、ここでの活躍が認められ、2011-12シーズンにドイツの名門バイエルンに加入。しかし強力なタレントが揃うチームで出場機会を得られず、ホッフェンハイムを経て2013年にG大阪へ復帰していた。


 二度目のドイツ移籍が決定した宇佐美は、「自分自身にとって一番の挑戦。バイエルンの時は経験をしに行ったという感覚が大きかったですけど、今回は完全移籍ということもありますし、人生をかけた再挑戦だと思っています」と、その決意を語った。

「ドイツじゃなきゃ嫌だってことはなかったですけど、ガンバに帰ってきてからブンデスリーガの結果をフォローしている自分がいたり、やっぱりリベンジしたい、このままでは終わらせないという気持ちは常に片隅に置きながら」と、心の隅で再挑戦への意欲を燃やしていた宇佐美。「サッカースタイルとしては、(自分には)合わないような感じ」としつつも、「だからこそ吸収できる部分は大きいと思います」と話し、厳しい環境で成長したいとの思いを明かしている。

 そして、「前回行った時よりもやれるんじゃないかという自信は強くなっています。ドイツから帰ってきて日本でやる中で、もっとこうできたんじゃないかっていう思いがすごい溢れてきたので。ピッチ内でのプレーがもちろん大事ですけど、ピッチ外のところでもより選手同士コミュニケーションを図っていこうと。一度失敗して、二回目で成功するっていうそのストーリー自体はすごく自分らしくていいと思っています。理想のストーリー通りになるようにできればなと思っています」と、成功を誓った。

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