新潟を率いる柳下監督(写真は2014年) [写真]=Getty Images
アルビレックス新潟は9日、チームを率いる柳下正明監督と来季契約を更新しないことを発表した。
柳下監督は現役時代ジュビロ磐田の前身であるヤマハ発動機サッカー部でプレー。引退後は磐田のコーチを歴任し、2003年にジュビロ磐田の監督に昇格。以後、コンサドーレ札幌、再び磐田で指揮を執り、2012年に新潟の監督に就任した。
今季、新潟はリーグ戦では1試合を残し15位と低迷するものの、ナビスコ杯ではクラブ史上初のベスト4に進出していた。
田村代表取締役社長がクラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「柳下正明監督には2012シーズン途中、アルビレックス新潟が残留争いの渦中にある時期に指揮を執っていただきました。以来、新潟らしい粘り強く勝負を諦めない基本的な姿勢を継続しながら、より攻守にアグレッシブなスタイルを植え付けるために強くチームを牽引していただきました。また、アカデミーの選手も含めた多くの選手の成長を促していただき、そのご指導・ご尽力には深く感謝を申し上げます」
「今後、アルビレックス新潟がさらなる成長を遂げるために、総合的に判断をして、柳下監督には今季までをもって契約を満了とさせていただく決断をいたしました。改めて柳下監督のこれまでのクラブへの多大なる貢献に御礼を申し上げるとともに、サポーターの皆様には、引き続きアルビレックス新潟を温かくサポートいただけますよう、お願い申し上げます」
By サッカーキング編集部
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