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【予想スタメン】17位に後退した新潟に更なる追い討ち…“大黒柱”レオ・シルバ離脱でチームの総合力が問われる

2015.05.15

体調不良で検査のためブラジルに帰国したレオ・シルバ  [写真]=Getty Images

アルビレックス新潟 大黒柱のレオ・シルバが体調不良により戦線離脱

 前節の横浜FM戦は、かつてともにプレーした三門雄大の『恩返し弾』を浴び、0-1で敗戦。その失点は山崎亮平がビッグチャンスをものにできなかった直後、カウンターから許したものだった。「球際を強くいく」、「足を止めずにプレーする」という、新潟がやるべきポイントで上回られての失点だっただけに悔やまれるのは当然で、順位もついに17位まで後退した。


 攻守が噛み合わず、上昇の機運をつかめないまま7連戦を終えたチームを、途方もない衝撃が待っていた。レオ・シルバが体調不良で、検査のためブラジルに帰国したのだ。再来日は未定で、攻守の要が欠場する影響は計り知れない。だが、柳下正明監督は、チームの戦いの幅を広げるきっかけにしたいと考えている。「チームとして、レオがいることによる強みと弱みとがある。代わりの選手がレオと同じことはできないが、持ち味を発揮してくれれば」。

 とはいえ、大黒柱の離脱による戦力ダウンは避けられない。この苦境を乗り越えるにはチームの結束は不可欠。総合力が問われている。

 チームの得点源であるラファエル・シルバがトレーニングに部分合流したのは明るい話題だ。時間限定でもピッチに立つことができれば、実に心強い存在になる。また連戦に区切りがつき、1週間かけて準備できたことも試合に生かしたいところ。プレッシングの出足と勢いを取り戻せるかどうかによって、勝機も変わってくるだろう。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
守田達弥
DF
川口尚紀
大井健太郎
大野和成
コルテース
MF
山本康裕
小泉慶
小林裕紀
成岡翔
FW
指宿洋史
山崎亮平

ベガルタ仙台 波に乗る攻撃陣がチームに刺激も、守備陣の立て直しは急務

 前節・浦和戦は4-4という壮絶な撃ち合いに終わった。仙台はリーグ戦での連敗を「5」で止めたものの、勝利から7試合遠ざかっている現実は残っている。今節こそは、勝ち点3の味を思い出したい。

 敵地での新潟戦は、仙台にとって厳しいカードだ。まず、仙台は昨季のJ1第13節以来、丸一年間アウェー戦で勝っていない。さらに、新潟戦ということで言えば、昨季はJ1での2試合に7月のプレシーズンマッチを加えた3戦で全敗。最後に勝ったのは2012年のJ1第8節だ。

 だが、過去の相性の悪さをどうこう言っても始まらない。仙台はまず、前節に4失点を喫した守備を立て直し、“いい守備からいい攻撃へ”という得意の流れに持っていきたい。鎌田次郎上本大海といったセンターバックの選手たちが負傷で離脱している苦しい状況だが、多々良敦斗渡部博文、さらに日本代表候補に選出された六反勇治らの奮闘に期待したい。

 また、勝てなかったとはいえ、前節で連敗を止めたことで心理的な重圧はやわらいだ。ここで自分たちの良さを取り戻したいところ。特に今季最多の4点を叩き出したことで、J1初得点を決めた奥埜博亮ら攻撃陣は波に乗っている。さらに、先制点を記録したキム・ミンテは、ここに来て調子を上げてきた。開幕前の負傷で出遅れていたが、浦和戦ではパワフルなプレーで攻守に貢献。チームにポジティブな刺激を与えている。

 プラス要素を存分に生かし、仙台は敵地での勝ち点3を確実に獲得したい。(totoONE編集部)

■仙台予想スタメン
4-4-2
GK
六反勇治
DF
菅井直樹
多々良敦斗
渡部博文
石川直樹
MF
梁勇基
キム・ミンテ
富田晋伍
野沢拓也
FW
ウイルソン
金園英学

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