FC岐阜は6日、同クラブに所属するGK時久省吾が2014シーズンをもって現役を引退することを発表した。
引退に際して時久は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。
「この度2014シーズンをもちまして、現役を引退することに決めました。これまでプロとして8年間支えてきてくださった関係者、ファン・サポーターの皆様のおかげでここまで成長することが出来ました」
「ファン・サポーターの皆様には、いつも勇気づけてもらいました。苦しい時も一緒に戦ってプレーできた瞬間は、僕の誇りです。本当にありがとうございました。また、プロになるまで関わってくださった指導者の方々や仲間達に感謝したいと思います。これからは指導者として、新しい道を歩んでいこうと思っています。本当にありがとうございました」
現在30歳の時久は、早稲田大時代の2003年に特別指定選手として東京ヴェルディに登録。大学卒業後はヴァンフォーレ甲府に入団し、3年間在籍したが出場機会は無かった。その後ギラヴァンツ北九州を経て、2012年からFC岐阜へ移籍すると、2シーズンにわたって正GKとして活躍した。リーグ戦の通算成績は、J2で59試合に出場している。
なお、時久は大阪学院大学サッカー部のGKコーチに就任する予定。