新体制発表会を行ったセレッソ大阪
セレッソ大阪は19日、2015シーズンの新体制発表会を行った。
昨シーズンは7勝10分け17敗の17位に終わり、J2降格となったC大阪。2006年に鹿島アントラーズを率いていたパウロ・アウトゥオリ氏を新監督に招へいし、新シーズンに挑む。
冒頭で「こんにちは」と日本語で挨拶をしたアウトゥオリ監督は、「再び日本に戻ってくることができ、またセレッソという歴史ある偉大なチームの監督に就任できたことを名誉に思う」と喜びを語ると同時に、「セレッソが今年位置する場所は一時的なものであって、本来いるべきステージに戻るということを1番の目標に掲げて取り組んでいきたい」とコメント。「J1復帰という目標は当然あるが、それだけではなく、来年以降を見据えた強い基盤作りをしていきたいと思います。J1に復帰した後でもセレッソが国内で主役を演じられるように、そしてアジアという大陸において、さらには世界という舞台に羽ばたいていけるように、チームを作り上げていきたいと思います」と強い意気込みを語った。
会見には、名古屋グランパスから新加入した元日本代表FW玉田圭司も出席。「若くて素晴らしい選手が多いけれど、昨年はその若さが出過ぎて勝ち点を落としたと思う」と昨シーズンを振り返り、「僕らみたいなベテランが引っ張っていきながら、若い選手の力を出していければいいと思います。とにかくこの1年、J1昇格を目指して頑張りたいと思います。僕自身、重要な役割を果たせるように頑張りたい」と新天地での決意を語った。
1年でのJ1復帰を目標に掲げるC大阪は、2月に和歌山と宮崎県内でキャンプを行い、3月8日に東京ヴェルディとの開幕戦を迎える。