ムアントン・ユナイテッドへの移籍が発表されたDF青山直晃 [写真]= Getty Images
ヴァンフォーレ甲府は13日、DF青山直晃がタイ・プレミアリーグに所属するムアントン・ユナイテッドに移籍することが決まったと、クラブの公式サイトで発表した。
28歳の青山は、前橋育英高校在学中に名古屋グランパスの特別指定選手に登録されたが、2005年に清水エスパルスへ入団。シーズン終盤から頭角を現し、レギュラーに定着したが、2009年以降はけがにより出場機会が激減し、2011年に横浜F・マリノスへ移籍した。横浜FMでは2シーズンプレーし、2013年に甲府へ移籍加入。これまでJ1リーグ戦通算197試合に出場し、9得点の成績を残している。
青山は、「みんなの力を合わせて掴んだ2年連続のJ1残留という結果は、自分にとっても大きな自信となりました。今シーズンも甲府でプレーしたいという気持ちも大きかったのですが、自分のサッカー人生を考えたとき、海外リーグで「外国籍選手」という結果を求められる厳しい立場で自分自身を追い込んで勝負したいという気持ちが上回り、タイで勝負する決断をしました」と、移籍に至った経緯を説明。
また、以下のように感謝の意を示している。
「ヴァンフォーレ甲府というクラブは、どんな時もサポーターの皆さん・地域の皆さんが温かい声で支えて下さっています。そんな地域との結びつきを実感できる温かくて大好きなクラブです。自分はチームを離れますが、クラブや応援してくれた皆さんへの感謝の気持ちと今後も地域とクラブを結びつけるキッカケ作りに微力ながら貢献出来ればという思いから『青山シート』を設置させてもらいたいと思います。中銀スタでサッカーを見て、より多くの人たちに楽しみを感じてもらえれば幸いです。本当にありがとうございました」