仙台への完全移籍が決まった渡部博文 [写真]=Getty Images
ベガルタ仙台は7日、柏レイソルの渡部博文が完全移籍で加入することを発表した。
渡部は1987年生まれの27歳。専修大学在学中に柏の特別強化指定選手に選ばれ、2010年にトップチームと契約した。その後、栃木SCへの期限付き移籍を経て、2012年からは再び柏に戻り、2014シーズンはJ1で23試合に出場し1得点、ヤマザキナビスコカップや天皇杯、AFCアジアチャンピョンズリーグでも得点を挙げていた。
渡部はクラブ公式HPを通して、「柏レイソルから加入しました渡部博文です。クラブが自分自身にこのようなチャンスを与えてくれたことに感謝します。全身全霊を捧げ、戦っていきたいと思いますので応援宜しくお願いします」と、コメント。
また柏に対しては、「この度、ベガルタ仙台に移籍することになりました。柏レイソルには特別指定選手としてお世話になってから7年、沢山の経験をさせて頂きました。ファン、サポーターの方には突然の発表になってしまい、申し訳ありません」と、これまでの経験や応援の重みを口にした。
その上で、「入団してから今まで、辛いことや上手くいかないことの方が多く、毎日が自分との闘いでした。そんな中でも、素晴らしいサポーターの皆さんに囲まれ、沢山のタイトルや勝利を手にし、昨シーズンの最終節には、ACLの切符を勝ち取ることができました。チームとして、人として成長させてもらったことに対して今は感謝の気持ちしかありません。プロである以上、色んな可能性と新しいチャレンジを探しながら、高みを目指していきたいと思います。5年間、本当にありがとうございました!」と、新たな一歩への意気込みを語った。