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松本DF飯尾が現役引退を発表「やり切って辞めようと決めていた」

2014.11.19

現役引退を表明した松本の飯尾 [写真]=Getty Images

 松本山雅は19日、DF飯尾和也が今季限りで現役を引退することを発表した。

 現役引退の決断を下した飯尾は、クラブ公式HPを通じて次のようにコメントしている。


「今季限りで現役引退を決意致しました。松本に来て約3年多くのサポーターに支えられこのチームで自分が力になれるところまでやり切って辞めようと決めていました。そしてJ1昇格を果たし最高のスタッフ、仲間、サポーターと共に選手生活を全う出来てとても幸せです」

「それから、清心幼稚園からサッカーを始め、小学校の光和イレブン、ヴェルディ、ベガルタ仙台、沖縄かりゆし、静岡FC、サガン鳥栖横浜FC、松本山雅とたくさんの仲間、スタッフ、サポーター、その他にも沢山の方が僕のことを支え共に戦ってきてくれました。本当に感謝しています。ありがとうございました。しかし、まだ1試合あります。チームのために全力を尽くす自分のスタイルを最後まで貫き通したいと思います」

 現在34歳の飯尾は、1999年に読売ユースからヴェルディ川崎(当時)のトップチームに昇格したが、1試合の出場にとどまり、2000年にベガルタ仙台へ期限付き移籍。仙台ではレギュラーとして活躍しチームのJ1昇格に貢献したが、2002年の完全移籍後は負傷により長期離脱を強いられ、2003年のオフに戦力外通告を受ける。その後、沖縄かりゆしFC、静岡FCと渡り歩いた。2005年にサガン鳥栖に加入すると、レギュラーを勝ち取り、2009年には主将、2010年には選手会長も務めた。2011年に横浜FCへ移籍したが、出場機会に恵まれず、同年8月に当時JFLの松本に加入していた。通算の成績は、J1で1試合に出場、J2では314試合に出場し、15得点を記録している。

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