DAZN(ダゾーン)は23日、株式会社博報堂と戦略的提携契約を締結したと発表した。
以下、リリースの通り。
日本におけるスポーツ応援人口および推し活など応援消費は増加を続けており、スポーツを取り巻く市場はますます拡大しています。DAZNと博報堂が2025年4月に行った調査では、約9割の生活者が「スポーツコンテンツ視聴が生活や人生のモチベーションをあげている」と答えており、スポーツが多くの生活者にとって幸福度やウェルビーイングに好影響を与える存在であることがうかがえます。また、昨今のAIをはじめとしたテクノロジーの進化により、スポーツの視聴方法の多様化や新たな観戦体験、ファンエンゲージメントの拡大等、デジタルを活用したスポーツ産業・スポーツコンテンツの変革にも注目が高まっています。
今回の提携は、スポーツを通じて生まれるFANDOM(※)の熱狂や感動といった「感情」を起点に、DAZNのプラットフォーム上での広告プロダクトや新たなサービスの開発などを主な目的としています。そして、DAZNは年間7700試合以上のライブ配信をはじめスポーツコンテンツにおける豊富な知見やアセット、博報堂は生活者発想を起点としたクリエイティビティと、両社の強みを活かして上記スポーツが持つメディア・コンテンツとしての価値を高めながら、新たなファン体験とビジネス機会の共創に取り組んでまいります。
※特定のテーマ・人物に対する熱心なファン集団のこと
具体的には、AIを活用した、スポーツ観戦時のユーザーやFANDOM感情のスコアリングによる新たなスポーツ視聴体験、観戦中の感情に連動した広告配信、リアルとバーチャルを融合した観戦体験の開発などに取り組みます。また、両社でクリエイティブチーム「DAZN CREATIVE FOR BRAND」を組成し、広告主の課題やニーズに合わせたクリエイティブ表現を開発し広告パフォーマンスを最大化していくなど、広告主のブランド価値向上につながるプロダクト・サービスを提供してまいります。
将来的にはさまざまな業界・企業との協業も視野に入れ、日本のスポーツ界をさらに活性化させるための施策も行ってまいります。
DAZNは今後も、試合数、配信時間において国内最大級のスポーツのライブ配信メディアとして、スポーツの視聴体験に革新とイノベーションをもたらすことに取り組んでまいります。
By サッカーキング編集部
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