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フットゴルフ国内大会に元鹿島の青木剛らJ1経験者4名が出場!

2022.03.01

 一般社団法人日本フットゴルフ協会が主催するフットゴルフ大会「ジャパンツアー 2021-22 supported by SHIELDS」さくらチャンピオンシップ2022が、栃木県さくら市のセブンハンドレッドクラブで27日に行われ、史上最多となる4名の元J1選手が出場した。

 プレーしたのは、既に2018年のフットゴルフワールドカップに日本代表として参戦した元鹿島アントラーズの阿部敏之氏、浦和レッズなどでGKとしてプレーした加藤順大氏、昨年から同ツアーに参加している元サッカー日本代表の前田治氏、そして同じく元サッカー日本代表の青木剛氏の4名。青木氏はこの日がフットゴルフ公式戦デビューとなった。

 一大会に4名もの元Jリーガーが続けて出場するのは初のことで、前日開催の第29回SHIELDS OPENには、昨年からツアーに継続的に参戦している礒貝洋光氏も出場していた。

 本大会で一番の注目を集めたのは青木氏だ。J1で400試合以上に出場し昨年12月に現役生活を退いたが、それから約2カ月でゴルフコースデビュー。初の公式戦は、14オーバー86の34位タイ(49名出場)でフィニッシュした。大会当日は2月とは思えない暖かさだったものの、時折突風が吹き荒れる難コンディション。しかも常設コースとは異なるツアーのコースセッティングということもあり、プレーにはかなり手を焼いたようだ。

「フットゴルフを長年やってきた選手たちに比べると、自分のプレーはまだまだだと痛感しました。上位選手のスコアを見ても別次元ですし、一つひとつの技術や風、地形の読みが自分とは違うと感じたので、今日はそれが収穫になったと思います」。

 そう語る青木氏は、同じサッカーボールを蹴るスポーツでも、サッカーとフットゴルフは全くの別物と指摘する。「ティーキックではサッカーの経験も生きると思いますが、自然が相手という点が大きな違い。フットゴルフの厳しさを味わいました」と振り返った。

 2023年5月には、アメリカのフロリダ州でフットゴルフのワールドカップ開催が予定されている。日本代表選考に関する発表はまだないものの、代表への意欲を尋ねると、そこには現役当時の真剣な表情の青木氏がいた。

「今日が初の公式戦出場だったので偉そうなことは言えませんが、高みを目指して、そこに近づけるように頑張りたいです。僕は初めてフットゴルフをやった時からハマっています。スイッチが入っているので、上手くなりたいし成長したい」。

 かつて鹿島の3連覇を支えた男は、今フットゴルフに本気だ。

By サッカーキング編集部

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