栃木SCレディースのDF青木春菜が退団
栃木SCのレディースチームは10日、同クラブに所属するDF青木春菜からの退団申し出を受理したことを発表した。
青木は5日の正午過ぎ、練習後に車で帰宅する際、栃木県宇都宮市桜一丁目付近の片側3車線の直線道路にて、工事中う回路を歩行していた女性をはねた疑いがかけられている。選手は警察の事情聴取を受け、翌6日、人身事故及び救護義務違反(ひき逃げ)で宇都宮中央署にて逮捕された。
また、青木は事故時に運転免許が失効していたとの報道がなされていた。栃木は今回、「調査中としておりました運転免許の有効期限に関しまして、接見した弁護士より失効していたとの確認がとれました」と、同選手の無免許運転が事実だったことを認めた。
同クラブは事件後から、チーム運営会社との協議の上、レディースチームの活動を無期限で停止している。12月6日に行われる「えいこう杯」第21回栃木県女子サッカーリーグ1部最終節については不参加とすることも併せて発表していた。なお、栃木SCレディースU-15は引き続き活動を行っている。
栃木はレディースチームの今後の活動について、「栃木SCレディーストップチームの今後の活動につきまして、多数のご意見を頂いております。この度被害にあわれました方の回復と対応を優先させていただき、その後改めて検討させていただきます」と説明している。