新型コロナウイルスの影響で外出自粛の生活が続くなか、日本はゴールデンウィークを迎えた。映画や読書、ゲームや音楽、オンラインでのコミュニケーションなど、自分なりの楽しみを見つける人たちがいる一方で、運動不足に悩まされている人も多いのではないだろうか。
そこでサッカーキングでは、アメリカでアスレティックトレーニングを学び、日本男子アイスホッケーチームのトレーナーとして活躍する山本チャーリー周平さんのご協力のもと、「おうちでできるトレーニングルーティーン」を提案する。
今回ご紹介する5つのメニューは短い時間で簡単に行えるものだが、その効果は山本さんのお墨付き。おうちで過ごすゴールデンウィークを少しでも充実させるべく、ぜひとも実践していただきたい。
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リンク：http://www.cordbook.net/blog/2020/3/3/-
『体内リズムに合わせて行う簡単おうちフィットネス』
①起床後
がちがちに固まっている身体をほぐして呼吸を行いやすくすることで、酸素を多く取り込みやすい身体に！
☆メニュー 背中の歪みとり
【山本さんコメント】
背中ががちがちに固まっていると、呼吸時に肺が膨らみにくい状態となります。身体を大きく半開き状態のように開いてあげることで、胸から肩甲骨あたりにかけての筋肉が伸びていき、姿勢が整いやすくなります。姿勢が整うと深い呼吸が行いやすくなりますので、酸素を体内に多く含むことができ、頭もスッキリ！ 一日の良いスタートを切ることができます。
②お昼休み
長時間同じ姿勢が続いてしまった身体をリセット！
☆メニュー 肩甲骨はがし
【山本さんコメント】
長時間同じ姿勢が続いてしまうと、肩や肩甲骨回りの筋肉ががちがちに固まってしまいます。そうなると、背中がどんどん丸まってしまいます。このストレッチを行うことで背中の丸まりが改善されるため、身体の前の筋肉である胸の筋肉を伸ばすことができ、固まってしまった肩甲骨を動かすことで肩回り全体の筋肉をほぐします。
☆メニュー 鳥パタパタ4
【山本さんコメント】
基本的に、身体の背面の筋肉は使われにくい状態となっています。背筋の筋肉に刺激を入れてあげることで、背すじがピンと伸びた状態を作ることができます。この時に、背中が丸まらないように行うことで、腰へのダメージを防ぐことができます。
③就寝前
入浴後、一日頑張った身体をケアして翌日も最高のパフォーマンスを！
☆メニュー パッタンツイストストレッチ
【山本さんコメント】
下半身は重力のせいもあり、一日の疲労物質がたまりやすい状態になっています。股関節周りの筋肉が固まっていると、血流やリンパの流れが悪くなってしまうため、下半身の疲労回復が妨げられてしまいます。股関節から腰にかけての筋肉を思い切り伸ばしてあげることで、下半身への血流も改善され、良い状態で入眠が可能となります。
☆メニュー ボール一つで行うセルフマッサージ
【山本さんコメント】
テニスボール、又はソフトボールを用いて、カラダの凝り固まりやすい股関節と肩回りの筋肉をほぐしていきます。基本的にこれらの部位の動きが悪くなってしまうと、姿勢を悪化させる原因となってしまうため、眠る前にしっかりとほぐします。また、マッサージ効果で自律神経の副交感神経も優位になっていくため、質の高い睡眠効果も期待できます。
コードブック株式会社
山本チャーリー周平
米国ネバダ州立大学ラスベガス校アスレチックトレーニング学科卒業後、日本代表男子アイスホッケーチームトレーナー、日本オリンピック委員会強化スタッフ（医・科学スタッフ）、プロモデルのボディメイク講師、プロ格闘家、プロゴルファーのトレーニング指導など様々な競技のトレーナーとして活躍中。また、ジュニア世代のトレーニングに特化した運動神経と脳の機能向上を狙ったコーディネーショントレーニングプログラムの開発もしている。
By サッカーキング編集部
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