2018.01.25

目指すは「高卒プロ入り」…大津高校10番・水野雄太、イタリア遠征で「タフな選手に」

水野雄太
目に見える数字を残した水野。「結構やれた」と手応えを口にする [写真]=NIKE
サッカーキング編集部

 いつもはポーカーフェイスのFW水野雄太(大津高校)も、ネットを揺らした時ばかりは笑顔を浮かべた。『NIKE NEXT HERO プロジェクト』の選抜メンバーとしてイタリア遠征に参加している17歳FWは、ASヴィズノーヴァ(インテル下部組織)戦で1ゴール2アシストという結果を残した。

 2列目の左サイドで上下動を繰り返し、隙あらばドリブルで果敢に仕掛ける。得点シーンも「得意としているスピードに乗ったドリブルからシュートが打てた」とドリブルでペナルティエリア手前まで運び、最後は森海渡(柏レイソルU-18)とのワンツーを冷静に決めた。本人は「海外の選手とあまりやったことがない」と緊張と不安を抱えていたようだが、ピッチでは堂々としたプレーを披露。「最初は探り探りでやっていたんですけど、一度思い切って仕掛けてみたら抜けたので、『これはイケるぞ!』と思って仕掛けまくりました」と言って少し照れたような表情を見せた。

 サッカーを始めたのは小学3年生の時だった。熊本県で生まれ育った水野はサッカーよりも野球に触れることが多く、「お父さんが野球をやっていたので、自分も小学2年生まではずっと草野球のチームに遊びに行っていました。藤崎台県営野球場にはプロの選手が来るので、野球教室にも行っていたんですよ」と当時は野球選手のほうが身近な存在だったと話す。「最初は野球をやろうと思っていた」が、休み時間に友達とボールを蹴ることが楽しくなり、いざサッカーを始めると夢中になった。

 今では「高卒プロ入り」が目標だ。名門・大津高校の10番は「ここで得た経験をしっかりと生かしたい。インターハイに出ないと、高卒プロという道は開けないと思います。まずはそこを目指してやっていきたい」と力を込める。「全国で通用する選手になるためには、もっとタフなプレーヤーにならないといけない。自分に今足りないのは攻守におけるタフさです」。今回のイタリア遠征はそのタフさを磨くにもってこいの機会。同年代の外国人選手との真剣勝負で自信を深める。

取材・文=高尾太恵子

<NIKE NEXT HERO プロジェクト>
日本サッカー協会が推し進める「JFA Youth & Development Programme(JYD)」のオフィシャルパートナーであるNIKEが立ち上げたプロジェクト。高校年代最高峰のリーグ戦である高円宮杯U-18プレミアリーグの試合を対象に実施され、毎試合各チームの監督またはコーチが、活躍した選手を対戦相手から各ポジション1名ずつの原則3名(GK or DF/MF/FW)を選出する。選ばれた選手にはポイントが加算され、リーグ終了時点で多くのポイントを獲得した選手を中心に海外遠征を行う。

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