2016.07.08

『ペレ 伝説の誕生』公開記念インタビュー…吉田麻也「信念を貫く、精神力の強さがサッカーに影響すると改めて感じられた」

吉田麻也
映画『ペレ 伝説の誕生』について語る吉田麻也
サッカーキング編集部

 サッカー界に名を遺すブラジルの英雄ペレ。サッカーの王様の半生を描いた映画『ペレ 伝説の誕生』が7月8日(金)から全国で公開される。『サッカーキング』では映画公開に合わせ、一足早く同作品を鑑賞したサウサンプトン所属の日本代表DF吉田麻也に話を聞いた。

吉田選手は日ごろ、映画をご覧になる機会は多いですか?

吉田麻也 移動が多いので、飛行機の中でよく見ますね。洋画が中心でアクションやミステリー系の作品を中心に見ます。奥さんが邦画やドラマが好きで一緒に見るので、一人の時は普段見られないジャンルの作品を見ています。

『ペレ 伝説の誕生』の一番の見どころはどこでしょうか?

吉田麻也 まず、俳優さんのサッカースキルが非常に高いです。選手の僕が見ても興ざめしませんし、面白いと思いました。僕は現役時代のペレを知る世代ではないので、プレーもほとんど見たことはありませんし、人生の背景も詳しくは知りません。でも映画では、17歳のペレがワールドカップを獲得するまでの道のりや、その前にあったいろいろな苦難が描かれています。一人のサッカー選手として、自分のキャリアと重ね合わせたりして、グッとくるところ、非常に熱くなるところもあって、非常に面白かったです。

映画ではペレの幼少期が描かれていますが、吉田選手はどんなお子さんでしたか?

吉田麻也 母いわく、一番手間がかからなかったらしいです。12歳で長崎を出て、親元を離れて名古屋に移ったこともあると思いますね。

作品の中では、ペレが仲間に認めてもらうことへの苦難の道も表現されています。異国の地でプレーする吉田選手なりの、溶け込むコツ、心掛けていることはありますか?

吉田麻也 名古屋に移った時は、周りの選手たちのレベルの高さに驚いて、全くついていけなかったですし、地方から来たということもあって、なかなかみんなと話すこともできないこともありましたが、みんなの懐へ積極的に入っていくことが一番大事だと思います。トライしてみて、それをみんなに受け入れてもらえることが大切ですね。プロになっても、積極的に先輩や目上の人の話を聞きに行ったり、同じ時間を過ごしたりしたことは、僕にとって非常に有意義なことでした。後輩から積極的アプローチされて、煙たがる先輩はいないので、行って損ですよ。

吉田麻也

土田晃之さんと映画のヒットを願う吉田麻也

映画をご覧になって、ご自身に好影響を与えそうな場面はありましたか?

吉田麻也 常々感じていることではありましたが、自分の信念を貫くこと、精神力の強さがサッカーに影響するということが、ペレのような選手でも同じだと改めて感じられたことが一番大きな学びだったと思います。

今作はどんな人に一番見てほしいですか?

吉田麻也 サッカーや他のスポーツで夢を追いかけている人に見てもらいたいのはもちろんですが、サッカーを知らない人でも楽しめる映画になっています。ペレを支えている家族や友達との関係性が強く見えてくる映画なので、そういった視点から見ることも楽しめると思います。

吉田選手にとっても、やはり家族の存在は大きいでしょうか?

吉田麻也 ペレが活躍することで家族がテレビの前で喜んでいたり、その逆もあったり。自分の家族もきっとそういう思いをしていると思うと、もっと頑張らないといけないと思いましたね。

吉田選手は南米のサッカーについてどういったイメージをお持ちですか?

吉田麻也 勝負に対する貪欲さは、アジアとはまったく違います。いいプレーをするよりも勝つこと。あとは、マリーシアとも言いますが、きれいな戦い方ではなくても、勝つための術を持っていて、やりづらさは感じています。

最後に日本は9月からロシアW杯出場権を懸けたアジア三次予選が始まります。ファンの方へメッセージをお願いします。

吉田麻也 2年前のW杯で選手も悔しい思いをしましたし、サポーターの皆さんにも本当に悔しい思いをさせてしまったと思います。でも、僕らは次に進み始めています。W杯に出場することは、みんなが思っている以上に難しいことで、非常にタフな戦いがこれから始まっていきます。勝ち抜いていくためには自分たちがいいコンディションをキープしないといけませんし、しっかりと勝ち点を積み上げていかないといけません。ロシアW杯に出場して勝つ、さらに活躍できるように、日本代表としてもレベルアップしないといけませんし、僕個人としても、もっとレベルアップしないといけないと思います。今シーズンは非常に大事なシーズンになるので、しっかりと頑張ります。

『ペレ 伝説の誕生』公式HP


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