2016.06.20

G大阪DF丹羽が熊本を訪問…「丹羽芝プロジェクト」で幼稚園に天然芝を設置

丹羽大輝
丹羽大輝らがあじさい幼稚園を訪問。終始笑顔で子供たちと触れ合った
サッカー総合情報サイト

 ガンバ大阪DF丹羽大輝が20日、平成28年熊本地震で甚大な被害を受けた熊本県益城町にあるあじさい幼稚園を訪問。園児たちと鬼ごっこやミニサッカーを楽しんだ後、園庭に天然芝を設置し、手作りでミニサッカーグラウンドを完成させた。

「プロサッカー選手だからできることを」と考えて取り組んできた丹羽の思いが、熊本でも形になった。

 東日本大震災の発生後、被災地へボールを送る活動をしていた中で現地を訪問する機会を得た丹羽は、復興のお手伝いをしたいという思いから「丹羽芝プロジェクト(NSP)」をスタート。昨年は岩手県で幼稚園の園庭に天然芝を植え、今回は熊本地震で被災した益城町の子供たちのところへ足を運んだ。

丹羽大輝

 今回の活動にはG大阪のチームメートで熊本県出身の野田裕喜と一美和成、熊本国府高出身のベガルタ仙台GK六反勇治、地元のロアッソ熊本からキャプテン岡本賢明、植田龍仁朗、高柳一誠、嶋田慎太郎の7選手も参加。野田が益城町出身だったことが同町でのプロジェクト実施につながったという。さらにJ-GREEN堺のスタッフが天然芝設置のため、たこ焼きのくくるが子供たちに昼食を提供するため、丹羽の思いに賛同して熊本を訪れた。

丹羽大輝

 この日は約100人の園児が参加。子供たちは小雨交じりの園庭で泥だらけになりながら元気に走り回った後、選手たちと一緒に手で四角い天然芝を園庭に置き、足で踏みしめる“ピッチ作り”に加わった。また、お楽しみの昼食にはくくるのたこ焼きが振舞われ、選手たちも子供たちの教室へ順に移動してランチタイムを楽しんでいた。

丹羽大輝

 幼稚園訪問の最後には、丹羽が用具等の契約を結ぶニューバランス社製のランドリーバッグを事前に用意し、選手たちの手から園児に配布され、一行は満面の笑顔を浮かべる子供たちに「また来てね!」と声を掛けられて教室を後にした。

丹羽大輝

 熊本でのプロジェクト後、敷き詰められた天然芝を見た丹羽は「いい光景ですね」と感慨深げな表情を浮かべながら、「芝生があればケガも減る。子供たちには外遊びをしてほしいし、外に出て体を動かす素晴らしさ、みんなで遊ぶ楽しさを感じてもらいたい」とコメント。自身も三児の父であることから、幼少期の経験の重要性について「子供たちはこれから一番大事な時期。いろいろな部分で人間形成されるデリケートな時期になる」と語り、「大人になった時に芝生を見て、いい記憶として思い出してもらえればうれしいし、何か夢を持つきっかけになったり、目標を持つことのちょっとしたきっかけになってもらえれば」と続けた。

丹羽大輝

「立場的には“与える”側で訪れても、帰る際には“与えてもらっている”ように感じる」という丹羽。「ホントに子供たちからパワーをもらえるし、子供たちも僕たちが活躍している姿を見たら喜んでくれると思う。こういう活動をしていくことが日本のサッカー文化につながっていくと思うし、若い選手にもオフの時間を有効に使ってどんどん参加してもらいたい。僕も東日本大震災の被災地を含めて、これからも継続して支援していきたいと思っています」と今後の展開について話してくれた。

丹羽大輝

 現役選手だからこそできる復興支援がある。それをできる限り継続させたい――そのためには自身がサッカー選手として結果を出すことが必要だ。子供たちとの触れ合いで高みを目指すことの重要性を再認識した丹羽大輝が、G大阪でのタイトル獲得、そして日本代表復帰に向け、気持ち新たに歩み始める。


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