2015.07.06

ドルト丸岡、凱旋試合を前に「プロになったぞというところを見せたい」

丸岡満
等々力陸上競技場での前日練習に参加した丸岡満 [写真]=兼子愼一郎
学生時代から全国のスタジアムへ通い続けてきた経験と人脈を生かして、Jリーグを取り巻くピッチ内外のネタを探り続ける。

文=青山知雄

 ドルトムントのMF丸岡満が6日、翌日に行われる川崎フロンターレ戦の前日練習に参加。等々力陸上競技場でのトレーニング後に記者団の取材に応え、「少し緊張しています」と日本でのプロデビュー戦を控えた心境を明らかにした。

 2014シーズンにセレッソ大阪U-18からトップチームへの昇格が決まっていた丸岡は、高校卒業前の同年1月に1年半の期限付きでドルトムントへ移籍。ドルトムントU-23チームでプレーしながらトップチームの練習に参加し、昨年9月のマインツ戦で途中交代ながらブンデスリーガにデビュー。公式戦初出場を果たしていた。そして今月1日にドルトムントへの1年間の期限付き移籍延長が決定。7日に行われる川崎フロンターレとのプレシーズンマッチが国内凱旋マッチとなった。

 ドルトムントで2度目の開幕を迎えたことを受け、ドイツで成長を続ける丸岡は、「今年が勝負の年だと思っています。もっともっと試合に出たいですし、こういった試合からアピールできるように頑張りたい」とコメント。そして「運動量、技術面、積極的にプレーすることは通用すると感じた。謙虚さを持ちながら、しっかり自分の持ち味を出せるようにしたい」と手応えを語りつつ、「もっともっと試合経験を積んで、練習でもトップチームに絡めるようにして、香川(真司)選手と一緒のピッチに立てたら」と今後の目標にも触れていた。

 今シーズンは開幕前からトップチームに帯同。ここまで練習試合に2試合出場し、いずれもゴールを決めたという。勝負のシーズンを前にしっかりと結果でアピールしたいだけに「川崎F戦でもゴールを決めたい」と意気込みを語った。また、当日はスタジアムに家族を招待。「家族はまだドイツに来ていなくて自分の試合を見せていないので、試合に出て『プロになったぞ』というところを見せたい。父は仕事で来られないんですけど、練習試合のように母や家族の前でゴールを決めて喜びたいですね」と晴れ姿の披露を誓った。

 リオデジャネイロ・オリンピック世代の一員でもある丸岡。ドイツで成長した姿を家族に、そして日本のサッカーファンに披露する日がついにやってきた。どうしても香川が注目を集めがちな試合だが、日本サッカーの将来を担うべきプレーヤーの凱旋マッチでもある。ドイツで奮闘する小柄な若武者のプレーに目を配っておいて損はない。

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