丸岡がPK戦を制して2回戦進出 [写真]=野口 岳彦
第101回全国高校サッカー選手権・1回戦が29日に行われ、丸岡(福井)と高知(高知)が対戦した。
5大会連続33回目の出場となる“福井の雄”丸岡と、2大会連続18回目の出場となる高知が2回戦進出をかけて激突した。
序盤から丸岡がボールを保持し、攻めに出る展開に。すると22分、相手DFのバックパスのミスを突いたFW小関晴人が、この試合の丸岡のファーストシュートを放ち、先制に成功。さらに攻勢を強める丸岡は、MF岡俊樹やFW小関晴人が果敢に追加点を狙いに行く。
1点のリードで前半を折り返した丸岡は、後半もFW小関晴人を中心に相手ゴールを脅かす。一方で、高知も選手交代で流れを変えに出ると、51分にFW角田颯磨の個人技からゴールネットを揺らした。
もう一度突き放そうとギアをさらにあげる丸岡と、それに食らいつこうとする高知。攻守が目まぐるしく変わる展開が繰り広げられる。試合終盤には丸岡が波状攻撃を見せるも、1点が遠い。試合は1-1のまま80分では決着がつかずに、PK戦に突入した。
PK戦では気持ちのこもったシュートを放ち、両者とも5人全員が成功した。迎えた6人目、丸岡がしっかりと決めた一方で、高知DF山本愁斗が失敗。PK戦を6-5で制した丸岡は12月31日に行われる2回戦で、全国初勝利を飾った日体大柏(千葉)と対戦する。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト