聖和学園が2回戦進出 [写真]=須田康暉
第101回全国高校サッカー選手権・1回戦が29日に行われ、聖和学園(宮城)と大分(大分)が対戦した。
6大会ぶり5度目の出場となる聖和学園と、3大会ぶり12回目の出場となる大分が2回戦進出をかけて激突した。
テクニカルなプレーで相手を翻弄する聖和学園と、県大会5試合で44得点を挙げた攻撃陣を擁する大分の試合は、序盤から一進一退の攻防となった。その中でペースを掴み出したのは聖和学園。DF金井太一が右サイドを、MF石澤海陽が左サイドをドリブルで切り裂き、相手ゴールに迫る。大分も変化をつけたコーナーキックからチャンスを作るも、前半は終始聖和学園ペースで進み、0-0でハーフタイムを迎えた。
後半の立ち上がりは、大分がビルドアップからリズムを取り戻そうと試みる。それでも、主導権を握り続けた聖和学園が先制に成功する。48分にフリーキックのチャンスを得ると、DF雫駿介の精度の高いキックにFW桃原泰河が合わせた。さらに52分、再びセットプレーのキッカーを務めたDF雫駿介のアシストから、MF榁木良雅がゴールネットを揺らす。最後まで気持ちを切らさなかった聖和学園が2-0で勝利し、12月31日に行われる2回戦で、FW豊嶋蓮央らを擁する東山(京都)と対戦する。
【スコア】
聖和学園 2-0 大分
【得点者】
1-0 48分 桃原泰河(聖和学園)
2-0 52分 榁木良雅(聖和学園)
By サッカーキング編集部
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