大会屈指の好ゲームとなった一戦を制した矢板中央 [写真]=野口岳彦
31日、第100回全国高校サッカー選手権大会の2回戦が行われ、米子北(鳥取)と矢板中央(栃木)が対戦した。
今夏のインターハイでは準優勝し、選手権は12年連続17回目の出場となる米子北と、5大会連続12回目の出場で最近の4大会ではベスト4に3回入っている矢板中央の一戦。
前半35分、米子北は、後方からのロングパスに反応しうまくDFをかわしたFW福田秀人がゴールに流し込み先制。前半はそのまま1-0で折り返す。対する矢板中央は、後半17分に途中出場のMF片岡駿太が同点ゴールを挙げる。さらに64分には藤野和哉のヘディングシュートで逆転。
そのまま試合終了かと思われた後半41分、米子北は75分に交代で入ったFW山田楓元がこぼれ球を押し込み土壇場で同点に。試合はPK戦にもつれ込む。
PK戦では、矢板中央のGK藤井陽登が3連続セーブを見せるなど奮闘、合計3-2で米子北を下した。PK戦を制した矢板中央は、1月2日に行われる3回戦に登場、同じくPK戦で尚志を倒した関東第一(東京B)と対戦する。
【得点者】
1-0 35分 福田秀人(米子北)
1-1 57分 片岡駿太(矢板中央)
1-2 64分 藤野和哉(矢板中央)
2-2 40+1分 山田楓元(米子北)
By サッカーキング編集部
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