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29年ぶり選手権出場の堀越は初戦で大社と激突。日野翔太主将「自分たちのやることは変わらない」

2020.11.16

オンライン取材に臨んだ堀越の佐藤実監督(左)と日野翔太主将(右)[写真]=日本テレビ

 第99回全国高校サッカー選手権の組み合わせ抽選会が16日にオンラインで行われ、東京A代表の堀越は島根県代表の大社と選手権初戦で戦うことが決定した。堀越サッカー部のOBである佐藤実監督は「(堀越は)長い期間、選手権の舞台から距離がありました。ようやくこの年に出場することができて、大変うれしく思っています」と29年ぶりとなる母校の選手権出場についてコメント。東京都予選5試合で34得点を記録した攻撃力に注目が集まるものの、チームの強みについて「しっかりとまず守備ができているというところ。また、本当に基礎となるボールを止める・蹴る、味方のためにしっかり走る、セカンドボールをしっかり拾うといった、ディテールの部分を相当詰めてやってきている」と説明した。

 チームの主将にして10番を背負うFW日野翔太は「自分たちのやることは変わらないと思うので、ブレずにあと1カ月半でいい準備をしていきたい」と初戦までの積み上げを意識する。「一人ひとりがしっかり頭を使って、どういうゲームの進め方をするかだったり、どういうプレーが必要なのかをしっかり考えてプレーできるのがチームの強みだ」と語る一方で、「一つひとつの質を上げていく必要がある」と課題について触れた。

 今大会の目標について問われると、佐藤監督は「初出場みたいなものなので、結果ではありません。我々ができること、足元を見つめてやることが最大の目標になるかと思います」と話し、日野主将は「チームが始まるときは短期、中期、長期の目標を明確にしてから練習や試合に臨んでいます。自分たちがこれまで目標にしていた東京制覇は通過点にして、まずは初戦に照準を合わせていい準備をしたい」と意気込んだ。

 堀越が大社と激突する2回戦は、駒沢陸上競技場では2021年1月2日(土)12:05キックオフの予定だ。

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