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大竹の2ゴールも逃げ切れず…大津はPK戦で辛くも2回戦突破

大津はPK戦の末2回戦を突破。3回戦で青森山田と対戦する [写真]=小林渓太

取材・文=篠幸彦(提供:ストライカーデラックス編集部)

「大勝のあとで難しいゲームになると思っていた」(大津・平岡和徳総監督)。

 桐光学園相手に大勝を収めた大津だったが、2回戦は一筋縄ではいかなかった。苦戦した理由を問われると「うちの距離感が作れなかった」(平岡総監督)と、初戦では鮮やかに決まったショートカウンターが対策されていたことを挙げた。

 序盤は互いに素早い攻守の切り替えからスピーディーな展開となった。それでも徐々にボランチを中心に落ち着きを見せた大津は、31分に裏へのロングボールで抜け出した大崎舜が、大分のGK野仲龍斗をかわすもシュートが打てず。それでも大崎はボールを持ち直し、後ろから走り込んだ大竹悠聖へ落とした。大竹は右足でダイレクトシュートを放つと、左サイドネットに鋭く決まり大津が先制点した。だが、その6分後、大分が鮮やかなパスワークから永松恭聖が決めて1-1とされる。前半終了間際に取られ、流れが傾いたかに思われたが44分、再び大竹が水野雄太とのコンビネーションから左足でこの日2点目を決めた。

 しかし、大津自慢の守備陣はゴールに鍵をかけられない。72分に中盤を突破され、大分の重見柾斗に同点ゴールを許してしまった。試合の勝敗はPK戦に委ねられた。大津が4人目まで決め、大分は1人が外した。4人目のキッカーはこの試合1ゴールの永松。「助走を見て右だと思った」と大津GK松村龍之介は思い切り右に飛び、赤松が放ったボールを見事に弾き、大津が4-2で制した。

 大分の果敢な戦いに苦戦を強いられた大津だったが、今大会5得点の大竹という勢いに乗る男の存在は、トーナメントを勝ち抜く上で大きく、心強い。次は青森山田と激突する。屈指の好カードで大津は初戦のように再び勢いをものにすることができるのか。注目の一戦だ。

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