決勝点を挙げた名古屋のオリベイラ・アルトゥール ©F.LEAGUE
Fリーグ2022-2023 ディビジョン1の第7節が、22日に全日程を終えた。
開幕6連勝の名古屋オーシャンズは、アウェイでフウガドールすみだと対戦。高い位置でプレスをかけるFP吉川智貴がすみだのパスをカットし、自らシュートを突き刺して先制に成功した。9分に追いつかれ、第1ピリオド終盤には吉川が二度目の警告を受け退場。フットサルのレギュレーションにより、2分間の経過またはすみだが得点するまで名古屋は1人少ない人数でプレーをすることとなった。前後半にまたがり数的不利の状況となった名古屋だが、FP安藤良平の渾身のブロックなど集中した守備でゴールを守ると、FPが4人に戻った24分にはFPオリベイラ・アルトゥールがFKを直接決めて追加点を奪う。32分にはそのアルトゥールからロングパスを受けたFP八木聖人が相手DFを振り切りシュートを放つ。これは枠をとらえられなかったが、そのおよそ20秒後にはFPガブリエル・ペネジオの縦パスから八木がシュート。これがゴールネットを揺らし名古屋がリードを広げた。2点ビハインドのすみだは、7分以上を残しFP栗本博生をGKに置きパワープレーを開始する。しかし、なかなか決定機を作ることができないすみだに対し、35分にはFP平田ネト・アントニオ・マサノリがパワープレー返しで追加点。4-1ですみだを下した名古屋が、連勝を7に伸ばした。
3勝3分で無敗の湘南ベルマーレは、2位のバルドラール浦安と対戦。1-3で敗れ、今季初黒星を喫した。今季2勝目を狙うボアルース長野は、Y.S.C.C.横浜と対戦。先制するも直後に追いつかれ、激しい打ち合いの末4-5で敗戦した。
F1リーグは26日から28日の第8節を終えると、9月27日に開幕するAFCフットサルアジアカップ クウェート2022による中断期間を迎える。
▼第7節 結果
(8月12日開催)
ペスカドーラ町田 3-2 ボルクバレット北九州
(8月20日開催)
立川アスレティックFC 4-2 シュライカー大阪
湘南ベルマーレ 1-3 バルドラール浦安
(8月21日開催)
バサジィ大分 1-4 エスポラーダ北海道
ボアルース長野 4-5 Y.S.C.C.横浜
(8月22日開催)
フウガドールすみだ 1-4 名古屋オーシャンズ