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「新しい現実に適応を」フットサル日本代表、5カ月ぶりに活動再開

2020.07.21

オンラインでインタビューに答えるブルーノ・ガルシア監督

 フットサル日本代表が、5カ月ぶりの活動をスタートした。25日までの5日間、茨城県内で行われるトレーニングキャンプでは、新型コロナウイルスの感染対策としてメディアに対して冒頭1時間のみ公開し、取材はすべてオンラインで行われる。

 初日のオンライン取材に登場したブルーノ・ガルシア監督は、今回のトレーニングキャンプの目的を「新しい現実にできるだけ早く適応し、以前のフォームを取り戻して(開催が延期されている)AFCフットサル選手権に向けた最前の準備をすること」と位置づけた。

 前回の活動から期間が空き、Fリーグの開幕も延期されている中でのメンバー選考となったが、その間もFリーグのクラブに協力を仰ぎ、フットサル日本代表のテクニカルスタッフと各クラブの監督やフィジカルコーチ、GKコーチがコミュニケーションを取りながら、選手のコンディションをモニタリングしてきたという。FP石田健太郎(バルドラール浦安)、FP中田秀人(フウガドールすみだ)、FP伊藤圭汰(ペスカドーラ町田)といった若手選手をこのタイミングで招集した理由については「3人はアンダーカテゴリー、A代表を通して、よく知っている選手という位置づけ。それぞれが特性を持っていることと、どういった活動をしてきたかを考え合わせると、現時点で呼ばれるに値すると判断した」と話した。

 FIFAフットサルワールドカップが2021年に延期されたことにより、チームを組み立てていく上で全体のプランを変えていく考えはあるか、との質問に対しては「確かにW杯は延期になったが、忘れてはいけないのは“AFCフットサル選手権の成果がW杯に繋がる”という事実は変わらないということ。うまく事が運んだ時には、その時に最適なメンバー構成になるようにコンディションや力量をみて選ぶ。これまでもポジションや年代、選手が持つオプションを考慮し、最適なメンバーを選んできた。新しいことをやるのではなく、これまでの延長線上で考えていくことで、最適なメンバーが選べるのではないかと思う」と語った。

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