2017.08.29

初の秋田開催となったEXILE CUP 2017 東北大会で、地元秋田市の飯島南FCが初優勝!

EXILE CUP 2017 東北大会で全36チームの頂点に立った飯島南FC
サッカー総合情報サイト

 小学4〜6年生のフットサル大会「EXILE CUP 2017」。10番目の地域大会となる東北大会が、8月20日に行われた。今年は初の秋田県開催。秋田市の屋根付き人工芝グラウンド・スカイドームで熱戦が繰り広げられた。

 開会式には特別ゲストとしてGENERATIONS from EXILE TRIBEの中務裕太さんが登場。「今日はツアーの休み期間に、夢を追いかける子どもたちからパワーをもらいに来ました。一緒に最高の思い出を作りましょう!」と選手たちを激励した。

 大会スペシャルサポーターEXILE ÜSAさん考案の「EXダンス体操」は練習ではやや硬かったが、本番になると「Choo Choo TRAIN」や「めちゃくちゃダンス」をかっこよく決めてくれるチームばかりだった。

 午前中は36チームを9グループに分けた予選リーグを行った。各グループの1位9チームと2位9チーム中上位7チームを合わせた16チームが決勝トーナメント進出となる。

 36チーム中唯一、ゴレイロ以外女子選手だけで参加したチームがあった。FFCフレンズ(岩手)だ。別途男子選手主体で出場したFFC(岩手)の女子選手3名とゴレイロの男子選手1名、中机順子監督が普段指導する盛岡ゼブラフレンズの女子選手が合同チームを結成した。

 FFCフレンズは3試合とも大差での敗戦だったが、中机監督は「普段男の子がメインで大会に出ることが多く、女の子だけでゲームを組み立てる経験が少なかったので参加しました。最初は遠慮がちでしたが、3試合の中で成長が見られました。今回の経験を生かして個性を持ったプレーをしてほしいです」と女子選手の成長につなげようとしていた。出場した長根那菜さんも「負けちゃったけど頑張れました。相手にボールが行ったら、すぐ取りに行くプレーを心掛けたいです」と貴重な経験を今後に生かそうと意気込んだ。

 午前中の予選リーグが終了し、午後からは決勝トーナメントが行われ、PK戦までもつれる拮抗した勝負が続出した。

 準決勝、飯島南FC(秋田、以下飯島南)とブレイジング・トルシーダ・大館1st(秋田、以下大館)の一戦は前半0−0で終えると、後半2分に飯島南の泉海斗君のパスを受けたキャプテン石田聖真君が先制ゴール。しかし後半4分、大館は阿部蒼生君が同点ゴールを決め、1−1で後半終了。PK戦は5人目までの全員が成功したが、大館の6人目が枠を外し6−5で飯島南が勝利。大館の斎藤辰美監督は「まさかベスト4まで行くとは思いませんでした。フットサルのような練習をよくやっているので、さらに足下の技術や判断を上げていきたいです」と今後の目標を語った。

 準決勝もう1試合は昨年優勝のTOMIYA CLUB Jr(宮城)、準優勝のMESSE宮城FC(宮城)を1回戦、準々決勝で倒した美郷FCスポーツ少年団(秋田、以下美郷)と1回戦からすべてPK戦で勝ち上がった八橋FC(秋田、以下八橋)の対戦。前後半0−0でPK戦となったが、八橋は1人失敗し、3人全員が成功した美郷が決勝進出した。八橋の高橋慶行監督代行は「試合時間が短くて難しかったですが、選手は一生懸命やってくれて走り負けないことはできました」とよく走った選手たちの頑張りを讃えた。

 決勝は飯島南と美郷が対戦。飯島南は前半2分に左サイドから切れ込んだ泉海斗君が鮮やかに左足でシュートを決めて先制。後半3分には泉君が強烈な弾道のシュートを叩き込み2点差に。後半6分には泉君の縦パスから加藤羽人君がゴール。泉君の2ゴール1アシストの活躍で3−0と勝利した飯島南が初優勝。9月17日に愛媛県今治市のありがとうサービス.夢スタジアムで行われる決勝大会出場を決めた。

 敗れた美郷の本間純監督は「体力の限り頑張りました。6年生が6人と少なかったのですが、5年生の力も借りて頑張りました。特長あるチームと試合ができて良かったです」と県外の強豪とも対戦できたことを喜んだ。決勝進出の原動力となった成田裕斗君は「決勝まで行けてうれしかったけど、負けて残念でした。相手をかわしてのシュートが得意で、それが出せたと思います」と振り返った。

 優勝した飯島南の石井直人監督は「この結果は予想していませんでした。試合する毎に良い動きになりました」と大会中に成長を見せた選手たちの頑張りに顔をほころばせた。大活躍の泉君は「早い段階でゴールを取れて良かったです。右利きだけど、左足のシュートを練習していたら、1点目を左足で決めることができました」と日頃の練習の成果を実感していた。また、決勝の無失点勝利に貢献したゴレイロの津嶋成君は、普段サッカーの時はサイドバック。「キックには自信がありました」と語ったとおり、相手のゴール近くまで飛ぶキックも大きな武器となった。

 全国大会に向けて泉君は「試合までにドリブルを磨きたいです」と話す。メッシに憧れるエースが全国の強豪チームをドリブルで切り裂き、飯島南を全国の頂点へ導いてほしい。

文=小林健志 写真=小玉昌平

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