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U-18全日本フットサル大会初日…東海代表名古屋が貫禄の連勝スタート/大田区

2014.08.29

U-18年代のフットサル大会が開幕。名古屋が決勝ラウンド進出へ王手 [写真]=箕輪諒太

 28日、「第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会 presented by BallBall」が開幕し、大田区総合体育館で初日が行われた。U-18年代のフットサルの全国大会として新設された今大会。日頃からフットサルをプレーしているチーム、サッカーを主としているチームが、同じ土俵でぶつかり合った。

 中でも注目を浴びたのは名古屋オーシャンズU-18(東海地域第1代表/愛知)。Fリーグの頂点に立つ名古屋オーシャンズの育成チームであり、フットサルを主戦場にする彼らにとって、今大会は何としても負けられない立場にある。

 初戦の宮崎工業高サッカー部(九州地域第2代表/宮崎)戦では、カウンターから失点し、名古屋の1点ビハインドからのスタートとなった。緊張からかパスミスやボールロストも多く、前半を4-3の僅差で折り返す。しかし後半に入って相手の足が止まり始めると、ようやく攻撃の歯車が噛み合いゴールを量産していく。終わってみれば、9-3で勝利を手にした。

 続く聖和学園FC(東北地域第1代表/宮城)戦では、個人技主体で攻める相手に対し、名古屋は全員が常にピッチを動き回り、連動性の高いプレーで対応。終始、主導権を握って試合を進めていった。そして自分たちのペースで試合を進めた名古屋が着実に得点を重ねて8-1で快勝。グループAで唯一の連勝を収め、決勝ラウンド進出へ王手を掛けた。

 キャプテンの北野聖夜は試合後、「目標は優勝。フットサルをプレーしている身としても、同年代の選手、サッカー強豪校には負けられない」と強い決意を口にした。高校サッカーで全国大会出場経験を持つ強豪校も参加する今大会において、フットサルチームを代表して頂点に立つことができるか、期待が掛かる。
 
 その他、野洲高サッカー部(関西地域第2代表/滋賀)は、植道たすくの4得点を含む大量7点を奪って藤井学園寒川高サッカー部(四国地域代表/香川)に勝利。初戦はやや固い印象だったが、大会2日目の2連戦でのパフォーマンスには注目が集まるだろう。

 FC幕張(関東地域第2代表/千葉)は初戦、堅守からのカウンターで上野礼人が2得点。1-2と僅差での勝利を挙げたが、2戦目の宮崎工業には6-3で敗戦。後半追い上げを見せたが、惜しくも2連勝とはならなかった。29日の大会2日目は予選ラウンドの全日程が終了し、決勝ラウンドに進出する8チームが決定する。

【大会初日結果】
第1回全日本ユース(U-18)フットサル大会 presented by BallBall
開催日:2014年8月28日
会場:大田区総合体育館/東京都

09:30 名古屋オーシャンズU-18 9-3 宮崎県立宮崎工業高等学校サッカー部
11:30 聖和学園FC 1-2 FC幕張
13:30 藤井学園寒川高等学校 4-7 滋賀県立野洲高等学校
15:30 共愛学園高等学校 6-10 聖和学園SC
17:30 名古屋オーシャンズU-18 7-1 聖和学園FC
19:30 宮崎県立宮崎工業高等学校サッカー部 6-3 FC幕張

写真・文◆箕輪諒太

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