FOLLOW US

相模原の“ジャイキリ”を止めたのは“王者”神戸! 広島、町田は完勝…逆転勝利のFC東京も4強入り/天皇杯・準々決勝

2025.08.27

PK戦を制して準決勝進出を決めた神戸 [写真]=兼子愼一郎

 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会・準々決勝の4試合が27日に各地で開催された。

 公式戦12試合無敗と好調を維持するFC町田ゼルビアは、ホームで鹿島アントラーズと対戦。J1リーグでも優勝を争う両クラブによる一戦は、前半立ち上がりの15分に増山朝陽の加入後初ゴールで町田が先制する。さらに6分後には藤尾翔太が追加点を挙げ、46分にも下田北斗がロングシュートで3点目を奪う。以降はスコアが動かず、町田が3-0の完勝を収めた。

 ラウンド16で清水エスパルスを下したサンフレッチェ広島は、アウェイで名古屋グランパスと激突。試合は開始早々の5分に田中聡の得点でスコアを動かすと、19分にも田中が追加点をマークする。42分には中島洋太朗がPKでリードを広げ、48分には中野就斗がチームの4点目をゲットする。一方の名古屋も永井謙佑と山岸祐也のゴールで反撃したものの、4-2で勝利した広島が4強入りを果たした。

 ここまでジュビロ磐田、川崎フロンターレ、ブラウブリッツ秋田を撃破して快進撃を続けるSC相模原は、昨年の天皇杯王者であるヴィッセル神戸と対戦した。15分に加藤大育の得点で先制した相模原だったが、神戸も30分に小松蓮が同点弾を奪取。勝負は120分間で決着がつかずにPK戦へと突入し、GK新井章太の活躍もあり、神戸が準々決勝突破を決めた。

 J1クラブ同士の対決となったFC東京浦和レッズの一戦は、前半終了間際の42分に金子拓郎が先制点を獲得。リードを許したFC東京も、後半立ち上がりの52分にマルセロ・ヒアンが同点ゴールを挙げる。すると、65分にまたもマルセロ・ヒアンがネットを揺らし、FC東京が逆転に成功。そのまま試合は終了し、FC東京が準決勝に駒を進めた。

 準々決勝の試合結果と11月16日に行われる準決勝の対戦カードは以下の通り。

準々決勝・試合結果

FC町田ゼルビア(J1) 3-0 鹿島アントラーズ(J1)
名古屋グランパス(J1) 2-4 サンフレッチェ広島(J1)
SC相模原(神奈川県) 1-1(PK:2-4) ヴィッセル神戸(J1)
FC東京(J1) 2-1 浦和レッズ(J1)

準決勝・対戦カード

FC町田ゼルビア vs FC東京
サンフレッチェ広島 vs ヴィッセル神戸

By サッカーキング編集部

サッカー総合情報サイト

世界のサッカー情報を配信する国内最高峰のサッカー総合メディア。日本代表をはじめ、Jリーグ、プレミアリーグ、海外日本人選手、高校サッカーなどの国内外の最新ニュース、コラム、選手インタビュー、試合結果速報、ゲーム、ショッピングといったサッカーにまつわるあらゆる情報を提供しています。「X」「Instagram」「YouTube」「TikTok」など、各種SNSサービスも充実したコンテンツを発信中。

SHARE

RANKINGFC町田ゼルビアのニュースアクセスランキング

SOCCERKING VIDEO