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異例となった“25分の再試合”…名古屋の主将・佐藤「なかなか凝縮された時間でした」

2017.08.03

名古屋の主将を務める佐藤寿人 [写真]=J.LEAGUE PHOTOS

 雷雨の影響で延期となっていた第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会3回戦、ヴァンラーレ八戸(青森県代表)対名古屋グランパス(J2)戦の再試合が2日に行われた。

 名古屋の1点リードで65分からの再開した一戦は、70分に八戸が同点弾を挙げたものの、85分にCKからワシントンが決勝弾。中断前のスコアと合わせて2-1で、名古屋がベスト16進出を決めた。

 試合後、インタビューに応じた名古屋FW佐藤寿人は「25分間でしたけど、なかなか凝縮された時間でした。本当に相手の圧力というもの、得点を奪うという気迫を非常に感じましたね。なかなかない経験でした」と異例の再試合を振り返った。

 1点ビハインドの八戸が立ち上がりから猛攻を仕掛け、名古屋はこの試合の立ち上がり5分で失点を喫する。佐藤は「自分たちが蹴り合うところに付き合ってしまったのが、最初にバタバタした原因」と分析。しかしながら、「まずしっかり勝ったこと。それは今日の試合の一番の目的」と勝利の重要性について語り、「今日のゲームですごくいい経験を得ることができたと思う。ただの25分に終わらせたくないですし、しっかりこういうものもリーグ戦につなげていきたい」と今後を見据えた。

By サッカーキング編集部

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