2点目のゴールを祝う町田の選手[写真]=AFC via Getty Images
AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・リーグステージ第3節が21日に行われ、FC町田ゼルビア(日本)はアウェイで上海海港(中国)と対戦した。
2024明治安田J1リーグを3位で終えた町田は2025-26シーズンのACLE出場権を獲得した。町田は2試合を戦い、2戦連続での引き分けに。初のアジアでの戦いで、“勝利”が望まれる。
町田は18日に行われた2025明治安田J1リーグ第34節アビスパ福岡戦から、両ウイングバックと前線3選手のスターティングメンバー5名を入れ替えて、ケヴィン・マスカット監督率いる上海海港と対戦する。
Jリーグから中2日となった一戦で、序盤から主導権を握ったのは町田。13分に増山朝陽が左サイドから柔らかいクロスを送ると、最前線で起用された藤尾翔太が飛び込む。藤尾はヘディングシュートを押し込み、アウェイの地で大きな先制点を挙げる。
その後も町田ペースで試合が進むと、25分に相馬勇紀が追加点を記録する。相馬は左サイドからドリブルでカットイン。右足を振り抜き、繰り出された低弾道のシュートはネットを揺らし、スコアを2-0とする。
33分にも相馬に再びチャンスが訪れるが、今度は得点とはならず。その後もミッチェル・デュークに決定機が訪れるなど、終始町田が試合を支配して前半を終える。後半の立ち上がりには、ニアゾーンに走り込んだデュークに望月ヘンリー海輝がパスを供給。デュークの折り返しに藤尾が合わせると、上海海港のDFにゴールライン上で阻止される。
迎えた56分、町田は勝利を引き寄せる大きな3点目をゲットしたかと思われたが、オフサイドと判定され、得点は取り消される。その後、上海海港は反撃に出るが、町田はイブラヒム・ドレシェヴィッチ、昌子源、中山雄太の3バックが冷静に対応。相手のシュート数も「1」に抑え、時間を進めていく。
町田はその後も隙を見せることなく、2-0で勝利。敵地で勝ち点「3」を獲得し、暫定ながら3位に浮上した。
町田は次戦、11月4日にホームでメルボルン・シティ(オーストラリア)と対戦。上海海港は5日にアウェイでブリーラム・ユナイテッド(タイ)との一戦を予定している。
By サッカーキング編集部
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