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躍進の“きっかけ”となったACL…長澤和輝「やれたことも多かった」

2017.11.26

ACL優勝の喜びを語った長澤和輝 [写真]=Getty Images

 浦和レッズがアル・ヒラルを2試合合計2-1で下し、2007年以来10年ぶり2回目のAFCチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた。決勝第2戦でも持ち前の運動量を生かし、中盤で攻守に渡って貢献した長澤和輝は「本当に最高な気持ち」と心境を語っている。

 緊張感が漂う埼玉スタジアム2002を最初に沸かせたのが長澤だった。開始1分、相手の連携ミスを突いてボールを奪うと思い切ってシュートを放つ。これは惜しくも枠を捉えられなかったが、長澤はシュートシーンの狙いについてこう明かしている。

「立ち上がりからシュートシーンを作られると精神的に相手は不安になると思う。最初のチャンスがあったら思い切って打ちに行こうと思っていました。自分たちが逆だったら嫌なんでね。そういうのを意識していました」

 その後は耐える時間も続いたが、試合終了間際の88分にラファエル・シルバが決めて勝負あり。「自分たちが試合巧者として進めることを考えていました。相手が出てきたところを突いてやろうと。上手いことラファが決めてくれて良かった」と得点シーンについてコメントした。

 準決勝の上海上港戦からスタメンに定着し、11月には日本代表デビューも果たした長澤。「この優勝が決して自分のものとは思わないですけど」と前置きしつつも、「やれたことも多かったですし、最終的に勝ててカップを掲げれたことは嬉しかった」とその表情は充実感に溢れていた。

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