2015.10.19

【ACL準決勝第2戦プレビュー】広州恒大撃破に燃えるG大阪・今野泰幸「とにかく勝ちたい」

ACL決勝進出へ向けて、決意を示したG大阪・今野[写真]=GAMBA OSAKA

 10月21日に万博記念競技場にて開催されるAFCチャンピオンズリーグ(以下、ACL)準決勝第2戦、ガンバ大阪対広州恒大。ホーム&アウェイの2試合で決着がつく戦いにおいて、アウェイでの第1戦を1-2で折り返したG大阪に求められるのは『得点』だ。

 最低でも1-0で勝利すれば、決勝進出が決められる第2戦だが、その『1点』をいかに奪うかは、試合の明暗を分けるポイントの1つ。仮に相手に失点を許すようなことがあれば、G大阪にはさらに多くの得点が必要になるため、言うまでもなく「相手の攻撃を封じながら」が前提だが、いずれにしても得点を奪わなければいけない状況であることに変わりはない。

 第1戦で攻守の要としてボランチで存在感を発揮したMF今野泰幸は、攻守両方の視点からその戦いを振り返り、第2戦への意気込みを語っている。

「第1戦の後半、あそこまで押し込まれて、何度も何度も波状攻撃を食らったと考えれば『2失点でよく耐えた』と言わざるを得ない試合内容でした。でも逆に相手の守備に関しては、そこまで組織的ではなく、思った以上にスペースもありましたから。にもかかわらず、うちはボールを持っても何となく回しているだけで、相手の隙を効果的に突いた攻撃ができなかったし、パトリック頼みの攻撃に終始してしまい、チーム全体でビルドアップするとか、パトリックや(宇佐美)貴史が抑えられてもチームとしての仕掛けを増やすということができなかった。で、それができないからまたボールを奪われて守備の時間が長くなってしまうという悪循環も起きていましたしね。そう考えても、第1戦は失点以上に点が獲れなかったことを課題に感じたし、逆にそれを改善できれば第2戦の勝機は十分あるのかな、と。特に今回はホーム戦だし、勝たなければいけない試合なので。守備はもちろん、攻撃にもしっかり共通理解を持って戦いたい」

 その今野にとって、今回のACLは12年以来2度目の挑戦となっている。初出場となった12年はグループステージ敗退となり「ACLの楽しさ、難しさを感じる前に終わってしまった」が、今回はそのグループステージも勝ち抜き、ノックアウトステージも勝ち進んできた中で、「厳しさも実感しているし、その分の楽しさもすごく感じている」と言う。

「Jリーグとは球際の激しさも違うし、身体の強さも違う。プレー1つとっても、試合中にいろんな衝撃を受けながらそれに対応していく難しさもありますしね。でも、そうした試合を積み重ねることでチームとしても、個人としてもしぶとさ、粘り強さは出てきたと思うし、それがJリーグの試合に生かされていると感じることもある。ただ、それはこれまでの戦いで得た財産であって、この準決勝を勝ち抜いたら勝ち抜いたで、優勝したらしたで、また違う財産を手に入れられるはず。それを何としてでも手に入れるためにも、とにかく広州に勝ちたい。勝って決勝の舞台に進みたいと思います」

 思えば、08年の初優勝を経験した選手で、現在もチームに在籍しているのは遠藤保仁、二川孝広、明神智和、藤ヶ谷陽介の4人のみ。つまり今のG大阪を牽引する選手のほとんどが、今野と同じく初のノックアウトステージを戦い、楽しさを実感し、その戦いの中で多くの財産を手にしてきたと言える。だが、今野の言葉にもあるように、この準決勝を勝ち抜かなければ、決勝の舞台に立ち頂点の座を手に入れなければ、つかみ取れない『財産』も、きっとあるはずだ。それを手中にするために、まずは広州の壁を打ち破る。

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