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もうひとつの選手権「全日本ユース(U18)ソサイチ選手権大会2018」が開催。激戦を制したのは中央学院!

2018.01.12

 2018年1月8日、全国高校サッカー選手権大会決勝戦の裏側で『#もうひとつの選手権』をキャッチフレーズに、ソサイチ(7人制サッカー)のU18世代の頂点を決める大会が開催された。

 降りしきる雨の中、選手達は寒さを吹き飛ばす熱いプレーを披露。さらに高校生らしいフレッシュさとハツラツとした爽やかな雰囲気を加え、かつダイナミックに躍動した。

 全15チームにより争われた今大会。普段はサッカーやフットサルをプレーする彼らにとって初めて触れるソサイチボールは違和感そのものであっただろう。しかしすぐにボールの扱いにも慣れ、ソサイチに馴染むには時間はかからなかった。

 予選を勝ち進み、ベスト4には高校サッカー界にも名前が轟く強豪チームの面々が名を連ねた。

 試合会場となったZOZOPARKがある千葉県の「敬愛学園」「中央学院」、埼玉の強豪である「正智深谷」、そしてつい先日の第96回全国高校サッカー選手権大会にも出場し、いわゆる“選手権メンバー”を擁する「関東第一」。そんな中「正智深谷」「関東第一」との連戦では、打ち合いの接戦を2試合連続のPK戦の末に勝利した『中央学院』が2018大会のチャンピオンに輝いた。

[出場チーム]
敬愛学園高等学校
都市大付属フットサル部
Riofootballclub U18
MZSC(早稲田実業)
ARIANSA CLUB OSAKA
法政大学高等学校
キムFC(浦和南)
関東第一高等学校
中央学院高校サッカー部
大森FC
LSS MITAKA
千葉県立泉高等学校
大智学園高等学校
SHOCHI.FC(正智深谷)
FC MAKUHARI(幕張総合)

[大会優秀選手]
鎌田 翔太郎(正智深谷)
梶谷 政仁(正智深谷)
福井 康太(正智深谷)
山根 俊輔(正智深谷)
関 拓海(敬愛学園)
柴田 陽(敬愛学園)
安食 涼平(敬愛学園)
靭江 健太(敬愛学園)
大嶋 健斗(中央学院)
雨宮 広夢(中央学院)
清野 英国(中央学院)
山内 彰(中央学院)
白井 克樹(浦和南)
直野 椋太(浦和南)
村井 柊斗(関東第一)
高見 海斗(関東第一)
篠原 友哉(関東第一)
岡田 蒼平(FC幕張)
田路 聖也(FC幕張)
村上 勝咲(大智学園)
大髙 健(大智学園)
丹呉 梓音(大智学園)
荒井 佑大(LSS MITAKA)
大野 慈英(LSS MITAKA)
工藤 祥(大森FC)
永井 悠太朗(大森FC)
石川 大翔(法政大高校)
小酒井 水貴(法政大高校)
保坂 侑希(法政大高校)
奥本 眞一朗(早稲田実業)
大森 悠平(早稲田実業)
今野 駿(早稲田実業)
奥田 響大(Rio)
櫻井 隆平(Rio)
山田 歩(Rio)
唐牛 聖矢(都市大付属)
佐々木 啓太(都市大付属)
星野 秀輔(泉)
海尾原 琉斗(泉)

 優秀選手は1月27日開催の「ソサイチ日本選抜セレクション」へ進むことになる。一般応募選手との合同セレクションの末、選ばれた選手達で構成する「U18ソサイチ日本選抜」でドイツ遠征を実施し現地プロクラブと対戦をする。

【U18ソサイチ日本選抜2018海外遠征セレクション】
主催:一般社団法人日本ソサイチ連盟
協力:株式会社ユーロプラスインターナショナルエフチャンネル
日程:2018年1月27日(土)
会場:ZOZOPARK
参加費:無料
※本大会優秀選手以外、一般応募選手の皆様の挑戦もお待ちしております。

【U18ソサイチ日本選抜監督決定のお知らせ】
「U18ソサイチ日本選抜ドイツ遠征」の監督に、千葉県立幕張総合高校サッカー部監督などを歴任されました「島田洋」氏の招聘が決定いたしました。

島田洋氏プロフィール
国民体育大会サッカー男子(少年の部)において千葉県チームを指揮。2004年埼玉国体準優勝/2005年岡山国体優勝。その他、全国規模から地域トレセンまで幅広い育成年代の指導実績も持つ。
<経歴>
浦安南→鎌ヶ谷西→県立船橋→幕張総合高校教員
<資格>
日本サッカー協会公認A級ライセンス
日本サッカー協会公認S級ライセンス(2018年取得完了予定)
千葉県サッカー協会指導者育成チーフインストラクター

全日本ユース(U-18) ソサイチ選手権とは?
 一般社団法人日本ソサイチ連盟が主催する、ソサイチ(7人制サッカー)のU18世代の頂点を決める大会。ソサイチはボールに触れる機会が多く、展開の早い競技としてサッカー・フットサルそれぞれの特性を活かせる。育成年代のうちにこのソサイチに取り組む事により、サッカー・フットサルのそれぞれの向上に少しでも繋がっていくことを願い、同大会を開催している。

 同大会の特徴は、サッカーやフットサルといった競技が異なるチーム、学校の部活やクラブチームといった活動形態が異なるチーム、それぞれが一同に会しているという点。普段なかなか対戦機会のないチーム同士がマッチアップをするといった点は、ソサイチならではの面白さである。

 日本ソサイチ連盟では「#もうひとつの選手権」をテーマに、“より多くの選手にプレーの機会を提供したい”という想いを込めて同大会を発足。多くの選手に“何か違う形でスポットライトが当たる環境をつくりたい”そしてそれがチームや選手自身に少しでも還元されることを願っている。

 南米発祥と言われるソサイチは、ポルトガル語の『society(=社交、社会の意)』が語源で、主にコミュニティの交流や社交を目的として楽しまれてきたスポーツだ。国内では一般社団法人日本ソサイチ連盟が2006年から競技の普及活動を行っており、2017年には関東/関西/東海/北海道の4地域で公式リーグが開幕するなど、ここ数年で飛躍的に認知度が高まっている。年間で開催されているソサイチの大会数は2000~3000とも言われ、サッカー/フットサル経験者を中心に広く楽しまれている。

 国内では関東/関西/東海/北海道において「FOOTBALL 7 SOCIETY LEAGUE」として長期のリーグ戦がスタート。順次地域を拡大していく構想があり、全国へその輪が広がっている。

 日本ソサイチ連盟はソサイチ公式リーグの開始に伴い、リーグ参加選手のみから招集される「ソサイチ日本代表」も組織をしている。

 エンジョイプレーヤーから競技志向のプレーヤー、年齢、性別、国籍など関係なく、「誰もがいつでも気軽に楽しめるフットボール」として、日本ソサイチ連盟は益々の普及・発展を今後も推し進めてく。

日本ソサイチ連盟公式twitter
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