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「足が速い」ことは、それだけで一つのステータスであり、武器になる/親子スプリント教室開催!

2017.08.28

 日本で活躍するプロスポーツ選手の中には、走るスピードを上げるために、走りのプロに指導を仰いでいる選手が多くいる。中でも浦和レッズの日本代表DF槙野智章を始め、MF宇賀神友弥やMF梅崎司、MF関根貴大、FW大久保嘉人や小林悠、武藤嘉紀、MF大島僚太、DF谷口彰悟、また阪神タイガース、オリックス・バファローズ(プロ野球)、オービックシーガルズ(アメリカンフットボール)など、各競技の日本トップクラスのプレーヤーたちは、プロスプリントコーチ・秋本真吾氏から走り方の指導を受けている。

 秋本氏は現役時代ハードル選手として活躍し、2010年からはプロの陸上選手として活動。オリンピック強化指定選手にも選ばれ、同年には男子200メートルハードルのアジア最高記録を打ち立てた。100メートル走では10秒44の自己ベスト記録を持っている。2012年の日本選手権を最後に現役引退し、現在はプロスプリントコーチとして老若男女、プロアマを問わず、様々な方に「速く走るための方法」を指導している。
サッカーキング・アカデミーでも、一昨年からスプリント力向上セミナーを実施。多くの参加者に速く走るためのレシピを伝授した。そして親子で一緒に学べるスプリント教室も開催している。

秋本氏は走りを改善することで3つのメリットがあると語る。

①速く走ることができるようになること。
走りは多くのスポーツで基本となる動きなので、それが速くなることで様々なスポーツに役立てることができる。

②筋肉系の怪我の予防ができること。
走っていて起きる突発的な傷害には理由があり、走りの効率が悪くなることで怪我は起きる。リスクマネジメントの意味でも、正しい走り方を身に付けることには大きな意義がある。

③全力疾走の「燃費」を抑えること
理に適った効率的な走り方を身につけることで、身体に備わっているバネを上手に使うことができるようになり、余計な筋力を使うことがなくなる。結果、全力疾走に費やす体力を抑えることができる。

 秋本氏のセミナーの中で多く語られるのが「つま先」である。例えば実技では「つま先で真下にある缶を踏み潰すイメージ」で行うトレーニングがいくつか紹介される。腿を上げるのではなく、つま先を下に叩きつけるイメージで走ることで、アキレス腱の腱反射を使うことができ、それを上手に利用して走ることができれば筋肉への負担も小さくなるという。練習メニューではよりつま先を意識するため、ジャンプした状態から走りにつなげる動きなどが練習メニューで取り入れられていた。

 また、座学では実技で撮影した子どもたちの走りを確認しながら進めるので、目線、腕振り、姿勢など子どもたちの改善すべきポイントを秋本氏が直接解説した(今回のセミナーでは座学が先になるため、走りの分析は実技の後コートにて行われる予定)。さらに、どうしたら世界のトップ選手のように速く走ることができるのかを、実際にトレーニングをしているトッププレーヤーの動画を交えながら子どもたちに教えた。

 9月、10月に運動会シーズンに突入するが、1度子どもの走り方に注目してみてもらうと、膝が上がっていなかったり、手がうまく振れていなかったりと気になる点が出てくるのではないだろうか。正しい走り方が身につけば足は速くなると秋本氏は断言する。

 サッカーなどをしている子どもたちはもちろん、どのスポーツでも走ることは競技力UPに繋がるので、この機会に親子で受講してみてはいかがだろうか。

▼セミナーの詳細はこちら▼
【親子で一緒に学ぶ!】運動会で目指せ1等賞!親子スプリント教室

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