2017.08.08

喜怒哀楽が半端ない。半年間激闘を繰り広げたバロンiドール杯がついに終結!

サッカー総合情報サイト

1月から始まった、アイドル対抗フットサルリーグ「バロンiドール杯」がついに最終節を迎え7月29日に「バロンiドール杯最終節『MOSO FES』」が開催された。午前にバロンiドール杯、午後には豊洲PITで参加アイドルによるライブも。第1節から第6節と合宿の結果をもとに年間勝点が決まり『MOSO FES』では年間勝点をもとにチャンピオンシップ形式のトーナメントで初代王者の椅子を争った。参加アイドルの妄想キャリブレーション(妄キャリ)、FCアークジュエル(アーク)、虹のコンキスタドール(虹コン)、ベボガ!が、この日のために誂えたオリジナルユニフォームを身にまとい降り立った。

この日は、特別ゲストとして天晴れ!原宿(天晴!)と、シンセカイセン&みきちゅ(シンセカみきちゅ)の2チームも参戦し、戦いに新たな花を添えた。高度な連携練習を見せたシンセカみきちゅは、なんとこの日のために秘密の特訓を実施したという。

開会式では、各チーム「負けない!」「優勝!」と意気込みを語り気合を入れていく。彼女たちの言葉に、「頑張れよ!」とファンからの声援が飛び交った。

初戦はエキシビジョンマッチとして、天晴れ!vsシンセカみきちゅ。シンセカみきちゅはスタミナを駆使し、コートを駆け回った。対する天晴れ!はパスワークを意識した攻めこみ。お互いチャンスを生むも、天晴れ!ゴレイロの東雲しの、シンセカの神楽坂れたすの意外な好プレーが光る。シンセカのキャンディスンが走り込みから先制すれば、東雲の美しい超ロングスローが通り、成実みくが1対1を制すなど今日が初とは思えない試合運びが繰り広げられた。結果は1対1の引き分け、ニューカマー同士の対決は来る、次のバロンiドール杯の青写真を見る様であった。

そして、いよいよ本戦。年間4位のベボガ!vs年間3位のアークの4位決定戦が始まった。ベボガ!は司令塔・水沢心愛による積極的なボール運びで攻め入れば、アークは合宿で完成の域に達した安藤笑のポストプレイからのパス&ランで攻撃を組み立てていく。水沢のパスに反応する樋口彩、水戸しのぶが突貫するも、ここ数試合完封試合が続くアークゴールを割ることができない。アークも愛迫みゆがゴリゴリとドリブルで突破し、チャンスを作るもゴール前になると冷静さを欠いてしまう。両者膠着状態が進むと後半、バロンiドール杯を象徴する一場面が。ゴール前でチャンスを作ったベボガ水戸しのぶが、身を挺して守るアークの守護神・佐倉みきと接触、水戸はその場に倒れ込んでしまう。すると佐倉はボールを放り出し水戸を起しあげる。この半年間テクニックだけでなく、アイドル同士の絆も積み上げてきたのだ。このまま0-0のドロー。その結果年間勝点上位のアークが勝利、3位決定戦にコマを進めた。

続くはエキシビジョンマッチ第2戦、妄想キャリvsシンセカみきちゅ。ディアステージ所属の先輩後輩対決はフィジカルのぶつかり合いに。妄キャリは胡桃沢まひるによるゲームメイクを軸にしたおなじみの攻撃。シンセカみきちゅは一試合目に続き、シャトルランのように上下運動を繰りかえし翻弄する。しかし、これまで厳しい戦いを重ねてきた妄キャリは一味違う。桜野羽咲のロングパスを受け、雨宮伊織がダイレクトパス、走り込んだ胡桃沢が流しこみ。ボールはゴールへキレイに吸い込まれた。半年の経験の差を見事後輩たちに身体を持って示した。

後半戦、この日最大のアクシデントが。競り合いの中、松永ゆずりの蹴ったボールが桜野の顔面へ強烈にヒット!思い起こせば昨年12月。桜野は本戦開始前のプレイベントでも、顔面にボールが直撃する事態に見舞われたことがあった。あの日は誰もが騒然、試合も一度中断する事態に陥った。慌てふためくシンセカみきちゅ。しかし当の桜野本人は痛がるもなぜか笑顔。妄キャリメンバーもつられて笑顔に。きっとあの日のことを思い出したのだろう。後半には胡桃沢が技ありのループFK弾を沈めるなど、結果2-0で妄キャリが勝利。終了後、後輩たちは決勝を待つ先輩たちにエールを送った。

間髪入れずに3位決定戦、虹コンvs アーク戦が開始。虹コンは鶴見萌、的場華鈴の強固な縦ラインを構築。アークはチャンスを生み出せない。第3節以降、驚異的な堅牢さを誇ってきたのは伊達ではない。虹コンは当たり負けしない大和明桜の突破を中心にした攻撃で崩しにかかるが、アークも堅さでは負けてなるものかとばかりに、佐倉が超ファインセーブを連発、簡単にゴールを割らせない。ここでも一進一退の攻防は続き、結果は0-0。虹コンが決勝へとコマを進めた。佐倉は試合後、号泣。彼女が見せた勝負にかける情熱は、バロンiドール杯の象徴とも言えるであろう。

決勝を前に3度目のエキシビジョンマッチ。ベボガ!vs天晴れ!の対決。ここでは、今大会中高い技術を見せ続けた水沢がここでも魅せる。キックオフと同時に、天晴れ!ディフェンスをドリブルで翻弄。3人をスルリと躱しゴールへ流し込んだ。このプレイにオーディエンスはもちろん、全アイドルが思わずため息が出るほど。さらに、水沢のパスから樋口が流し込み追加点も。しかし、天晴れ!も意地を見せる。前半に成実、後半に朝比奈れいが得点をあげ、一時は同点まで持ち込む。しかし最後は樋口が決勝点を叩きこみ、3-2でベボガ!が勝利を収めた。この勝利に喜ぶベボガ!。最後の最後までベボガ!が生み出す陽の空気は、大会を華やかにし続けた。敗れはしたものの、天晴れ!は底知れぬポテンシャルを感じさせた。

そしてついに半年間の集大成、決勝が始まる。大敗が続き“落ちこぼれ”と言われるも、這い上がってきた虹コン。持ち前の負けん気を全開にし、初戦から常勝軍団として君臨してきた妄キャリ。追う者、追われる者の闘いが幕を明ける。試合前、集まったファン全員が二手に分かれ、妄キャリ、虹コンと共に巨大な円陣を組む。このバロンiドール杯はファンと共に歩んできた。その形の結晶だ。虹コンは大和、妄キャリは胡桃沢、両チーム両エースを軸にしたカウンター戦術で衝突。お互い決定機を幾度となく作りだすも、その度に死力を尽くし防ぐ。会場中が二組に向けて大声援を送り続けた。後半、なんとしてでも先制点が欲しい虹コンは全員が攻め上がるが、決定機を生み出すもののゴールは奪うことができず。先制点を奪い突き放したい妄キャリだったがGK鶴見がジュートを完璧にセーブ。そして鳴り響いたホイッスル。結果は0-0、記念すべき初代王者の栄冠は妄キャリに輝いた。両者試合終了後、浮かべたのは涙ではなく、達成感の笑顔であった。

全員が未経験から始まり、誰もがボールをまっすぐに蹴ることに苦労し、飛び交うボールに恐れおののく子も少なくなかった。何より本気とは程遠かった意識。しかし、勝利や敗北による嬉しさ、悔しさを重ね、技術も高まり最後はコーチ陣までも唸るほどの試合を生み出すほどまでに成長。そして誰もがひたむきにフットサルに向き合うようになった。この大会を通じ、全員がボールを蹴る喜びに触れたのなら、素晴らしいことだ。

そして10月には次なるシーズンの開催が決定した。まだまだ、アイドル×フットサルの歴史は始まったばかりだ。

バロンiドール杯(アイドルフットサル)特集ページはこちら!

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