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1月21日、アイドルたちによるフットサル選手権が開幕…大会に向けて本格始動、練習初日に潜入!

2016.12.29

フットサル選手権に向けて総勢20人のアイドルが集結

 12月某日、多目的フットサルコート「キャプテン翼スタジアム横浜元町」に、続々とアイドルたち――妄想キャリブレーション(双葉苗は欠席)、愛乙女(ラブリー)☆DOLL、Stella☆Beats、じぇるの!、らぶけんら、Arc Jewel所属のアイドル、ベボガ!(虹のコンキスタドール黄組)――、総勢20名が終結。この日、彼女たちが集まったのは、1月21日より開幕する、アイドルたちによるフットサル選手権に向けた練習のためだ。

 13時半、全員が集合。挨拶を交わし合った後、今大会のルール説明を受ける。聞き入るメンバーの眼差しは、真剣そのもの。説明が終わると、レクリエーションを兼ねたフリーランニング、柔軟と基礎練習を開始。和気藹藹とした空気が流れていく。身体をほぐした後は、この日初めてボールを使ったパス、シュート練習に挑戦。すると、先ほどまでのにこやかなムードはいっぺん、ステージ上と変わらない戦闘モードに。

 ボールの扱いに四苦八苦しながら、なんとかコツをつかんでいく各面々。中でも、妄キャリは“筋肉天使”の愛称を持つ胡桃沢まひるが、的確にボールを扱うなど高いセンスを見せる。水城夢子も負けじと、柔らかなボールタッチを披露。雨宮伊織はトーキック、桜野羽咲、星野にぁがループキックで得意な面を見せたりと、メンバーそれぞれが自分なりの得意技を短時間の間に築き上げていった。

各チームが意地を見せたミニゲーム

 休憩を挟み、この日の練習の集大成となる、各チームに分かれてのミニゲームを開催。この日は特別編成となる6対6の対戦。緊張感みなぎる中、各チーム円陣を組み気合を入れていく。初戦は妄キャリ vs Arc Jewel。妄キャリチームは胡桃沢がピヴォ、水城と雨宮がアラ、桜野、星野がフィクソというフォーメーション(ゴレイロはコーチが務める)。キックオフと同時に前線三人がなだれ込む妄キャリチーム、しかしArc Jewelチームのゴレイロ・佐倉みきが鉄壁の守備を見せ、中々ゴールが奪えない。キック・アンド・ラッシュが続く中、佐倉からのスローで始まったロングカウンターにスキをつかれ、Arc Jewelが先制! しかし、再スタートまもなく胡桃沢が強烈な一撃を右サイドから叩きこみ同点に追いつく。初戦は引き分けと相成った。

 次戦はArc Jewel vs ベボガ!。一試合を消化してかArc Jewelチームはフットワークも制度も充実、初実戦のベボガ!陣に怒涛の攻め上がりを見せ、開始早々に先制点を奪う。しかしその後は一進一退。すると徐々に慣れを見せ始めたベボガ!も、水沢心愛が単独突破から同点弾を決める。しかし、これで終われぬArc Jewelは、試合終了間際に決勝点を沈めた。接戦を制したラブドルチームは1勝1分けという結果に。

 この日を締めくくる最終戦は妄キャリ vs ベボガ!。妄キャリチームは雨宮と胡桃沢がポジションチェンジして挑む。しかし開始早々、全員が攻撃に転じるベボガ!に対し、中々自陣から前へボールが送れない妄キャリ。防戦一方になる中アクシデントが。なんとベボガ!葉月梨花が放ったシュートを、桜野が顔面で受けてしまう。試合は一時ストップ、桜野は大事を取りピッチを去ることに。桜野の分!と闘争心に火が付いたのか猛反撃に転じる妄キャリは、雨宮と水城を軸としたサイド突破でベボガ!ゴールに襲い掛かる。すると試合終了直前、水城のグラウンダーに反応した雨宮が詰め、勝ち越しの1点をもぎ取り、見事勝利へと結びつけた。

 試合後も、居残り練習を率先して行う者や、次に向けての作戦を開くチームと、それぞれが本格的にフットサルへのめり込む姿勢を見せた。1月の本戦スタート時、どれだけ各チーム自分たちの色を見つけ、積み重ねた練習の成果を発揮するのだろうか? 開幕を楽しみに待ちたい。

文=田口俊輔
写真=野口岳彦

バロンiドール杯(アイドルフットサル)特集ページはこちら!

By サッカーキング編集部

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