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東北のサッカー教室に5年連続で登場の香川真司「僕が元気をもらっている」

2016.12.24

香川真司が仙台市の上愛子小学校で開催された『JFA・キリン スマイルフィールド』に登場した

 24日、日本サッカー協会(JFA)と日本サッカーを長年サポートしてきたキリンが、東日本大震災後に復興支援活動の一環として続けてきた『JFA・キリン スマイルフィールド』を実施した。

 今回会場となった宮城県仙台市の上愛子小学校では『JFA・キリン スマイルフィールド特別教室2016』として開催され、ゲストとして日本代表の香川真司が登場した。中学、高校と学生時代を宮城県で過ごした香川にとって、宮城は“第2の故郷”と公言するほど縁が深い地域。2012年から5年連続(2014年は台風で中止)の参加となったこの日は、上愛子小学校の生徒45人とピッチ上で交流を図った。

 香川は子供たちとのプレーを通して「子供たちが純粋にボールを追っている姿を見るとうれしく感じるし、刺激になるし、活力になる。こういうイベントに参加することで、逆に僕が元気をもらっている」と子供たちとの交流を楽しんだ。

 子供たちも香川の登場に大喜びで「同じピッチに立ててうれしかった」「香川選手のドリブルがすごくて、ボールを取れる気がしなかった」「将来は香川選手みたいにプロサッカー選手になりたい」と、憧れの選手と間近にプレーできた喜びに笑みがこぼれた。

 スマイルフィールドは、東日本大震災の復興支援活動の一環として、2011年9月にキリンが立ち上げたプロジェクト。以降、今年まで継続的に開催され、今回の上愛子小学校での活動が通算689校、宮城県では293校目となる。キリンの坪井純子執行役員は「子供たちが香川選手を間近に見て、元気にプレーしていたのが印象的でした。子供たちが夢や将来の目標を持つためのきっかけ作りになれたら嬉しいです」と語り、今後も復興支援活動を継続させていく意向を示している。

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