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Fリーグ2013/2014プレーオフFinal Round……名古屋がFリーグ7連覇を達成!!

2014.03.02

Fリーグ7連覇を達成した名古屋オーシャンズ [写真]=本田好伸

SK_news_0302_futsal 2日、Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー プレーオフ Final Round第2戦が愛知県のテバオーシャンアリーナで開催され、名古屋オーシャンズがバサジィ大分を7-0で下し、2007年のリーグ開幕からの7連覇を達成した。

 プレーオフはレギュラーシーズン終了後、前期・後期で獲得したポイント上位4チームによって行われ、バルドラール浦安(3位)対シュライカー大阪(4位)による1st Round、その勝者である浦安と大分(2位)による2nd Roundの後、勝ち上がった大分がFinal Roundで名古屋(1位)に挑んだ。

 前日の1日に行われた第1戦では、序盤から積極的に攻勢を仕掛けハイペースな試合に持ち込んだ大分が、乱打戦の末に名古屋を6-7で撃破。2勝したチームが優勝を手にするFinal Roundは、名古屋に1勝のアドバンテージが与えられていたため、これで大分が勝敗をイーブンに持ち込んでいた。

 迎えた第2戦、一転して名古屋が王者の貫禄を見せる展開となった。開始からわずか58秒でラファエル サカイのゴールで名古屋が先制すると、続く3分にもサカイがゴールを奪取。その後も得点を重ねた名古屋が前半を5-0とし、大量のリードを奪って試合を折り返した。

 後がなくなった大分は後半、キャプテンの小曽戸允哉をGKと交替してのパワープレーでゴールを狙っていく。しかしチャンスを作るもののゴールを陥れることができずに時間だけが経過していた。そして29分、大分は主軸の仁部屋和弘が2枚目のイエローカードで退場し、攻め手をさらに失ってしまう。満身創痍の大分が名古屋に肉薄することはかなわず、その後2点を追加した名古屋が、「パーフェクトなゲーム」(ビクトル アコスタ監督)で大勝を収めるととともに、今シーズンのリーグ優勝を達成した。

名古屋オーシャンズ ビクトル アコスタ監督
「Fリーグ優勝を達成できてうれしい。グループとして、勝者のメンタリティーを持ったチームで優勝できたことを誇りに思う。今日の試合はパーフェクトだった。試合運び、失点をしなかったこと、戦術もそうだし、これは大きなこと。本当にアジアナンバーワンのチームだと思う」

主将・吉川智貴
「優勝できてホッとしているし、良かった。今日は完璧なゲームができたと思う。昨日の敗戦から選手一人ひとりが気持ちを切り替えて前を向けたのが一番大きな部分。今シーズンも優勝できたが、これは選手の力だけではなく、スタッフや出れない選手、スポンサー、その他すべての方々のおかげ。だからこそ、優勝という形で恩返しができて良かった」

[Fリーグ2013/2014 powers by ウイダーinゼリー プレーオフFinal Round 試合結果]
日時:2014年3月1日(土)、2日(日) 会場:テバオーシャンアリーナ(愛知県)

第1戦
名古屋オーシャンズ 6-7(3-5、3-2) バサジィ大分

第2戦
名古屋オーシャンズ 7-0(5-0、2-0) バサジィ大分

文・写真=本田好伸

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