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岡崎慎司は「崩しのアイディアが…」と不発 サッカーe日本代表、台湾に逆転負けで24日の第3戦へ

2020.04.22

StayAndPlay eFriendliesの2日目が行われた [写真]=Getty Images

 エレクトロニック・アーツ社(EA)が展開するサッカーゲーム『FIFAシリーズ』から『FIFA20』を用いて行われるeスポーツの大会、「StayAndPlay eFriendlies」の2日目の試合が行われ、サッカーe日本代表はチャイニーズ・タイペイと対戦した。

 大会は、各国2名(サッカーe代表選手1名、サッカー各国代表 or 現役/レジェンド選手 or 著名人1名)が参加。予定が変更され、開催期間は、4月21日から4月24日の4日間で、4カ国の総当り戦のリーグ戦を行い、順位を決定する。

 Web Nasri選手と岡崎慎司選手が出場するサッカーe日本代表はマレーシア、チャイニーズ・タイペイ、シンガポールと同居。21日に行われたマレーシア戦では、Web Nasriが2-0、岡崎が4-3で相手を下し、2戦合計6-3で白星発進となっている。

 第1試合では、鹿島アントラーズを使用するWeb NasriとChing-Yu Leungが激突した。まず先制したのはWeb Nasri。前半から細かくパスを繋ぎ攻める同選手は、51分、右サイドから攻略し、先制点をつかみ取った。68分には中央から繋いでこじ開けシュート放ちネットを揺らしたがこれはおしくもオフサイト。幻のゴールとなった。

73分、右サイドを切り崩されマイナスのクロスに合わせられ失点。しかし80分、エリア内から強烈なシュートを沈め追加点を挙げた。このまま試合は終了。先勝で第2戦にパスを送った。

 試合後Web Nasriは「押していたので、もうちょっと点とりたかったです。昨日と同様日本人選手の方が強いので、いつもよりは落ち着いてプレーできた」と試合を振り返った。

 第2試合では岡崎が登場。自身の所属するウエスカを使用する岡崎と、ドルトムントを使用するBenson Lin(U-18チャイニーズ・タイペイ代表)が対戦した。Web Nasriから守備を学んだという岡崎が守備からカウンターを発動。クロスに合わせた岡崎がヘディングシュートを放つも、惜しくもポストに阻まれた。

 しかし、セカンドレグで最初にネットを揺らしたのはBenson Lin。20分、左サイドをえぐってマイナスに折り返し、これを冷静に蹴りこんだ。さらに68分、右サイドからのロングカウンターがしっかり決まり2点のリードを許した。77分、パスを繋ぎ中央から突き崩したBenson Linがキックフェイントを上手く使いハーランドがハットトリック達成となり万事休す。0-3で敗れ、合計スコア2-4で勝ち点「3」を献上した。

 試合後岡崎は「試合で負けた時と同じくらい悔しいです。ゲームをやっていていつも思うところで、崩しのアイディアが足りない」と反省。相手プレイヤーについては「スキルを使う場面や判断、守備では引いて守るとき挟み込むなど上手かった」と称賛した。シンガポール戦に向けて「精神的につかれるので休みおいて、リフレッシュして臨めるのが大事」と語り意気込んだ。一方Web Nasriは「決定機を作っていたのでもっと決められたら」と後悔。「今日は悔しい負けをしてしまったので、気持ちを切り替えて岡崎さんに渡せるように」と意気込みを語った。

 1勝1敗となったサッカーe日本代表は24日、シンガポール代表と対戦する。

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