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【ウイイレ日本代表】圧倒的な強さで駆け抜けた東アジア地域予選を振り返る

2018.08.16

東アジア地域予選を1位で突破した日本代表のSOFIA選手(左)とレバ選手(右)©Konami Digital Entertainment

 18日に開幕を迎える「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」。今大会はデモンストレーション競技としてeスポーツが採用されており、日本発の大人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン2018』(海外名『PRO EVOLUTION SOCCER 2018』)のアジア王者を決める戦いが繰り広げられる。

 日本からは国内選考を勝ち抜いたSOFIA選手(本名=杉村直紀)とレバ選手(本名=相原翼)が参戦する。そんな日本代表の2人は、東アジア地域予選をどのように突破したのか。中国で行われた熱戦を振り返る。

 6月17日に中国・常州で開催された東アジア地域予選には、日本、韓国、香港、モンゴル、マカオの5地域の代表チームが参加。代表チームは2名で編成され、1vs1、2vs2、1vs1の順番で試合を行い、先に2勝したチームが勝利となる。それぞれのチームが総当たりで対戦し、上位2チームにアジア競技大会への出場権が与えられる。

 日本は初戦で香港と対戦。1番手として登場したSOFIA選手(アーセナル)が香港のLam wing cheung選手(バルセロナ)相手に4-0と力の差を見せつけると、勢いに乗った日本チームは2vs2(バルセロナを使用)でも5-0と大勝し、勝ち点3を獲得した。

SOFIA選手(左)とレバ選手(右)©Konami Digital Entertainment

 続く韓国との第2戦では、レバ選手(リヴァプール)が1vs1でCHOI SEONGMIN選手(アーセナル)と対戦。レバ選手は早い時間に先制を許すと、なかなか流れをつかむことができず立て続けに追加点を奪われ、前半のうちに0-3と大きなビハインドを背負ってしまう。しかし、気持ちを切り替えて臨んだ後半で怒涛の4連続ゴールを挙げ、逆転に成功。終盤に追いつかれて延長戦、さらにはPK戦までもつれ込んだものの、このPK戦を3-0で制し、白星をつかんだ。続く2vs2では日本(インテル)が韓国(バルセロナ)を3-1で下し、2連勝を飾った。

レバ選手©Konami Digital Entertainment

 マカオとの第3戦ではSOFIA選手(リヴァプール)が出場した1vs1で3-0と快勝すると、2vs2(日本はバルセロナを使用)でも同じく3-0のスコアで勝利。モンゴルとの最終戦でも日本の勢いは止まらず、レバ選手(アーセナル)が1vs1を6-1で制すと、2vs2(日本はバルセロナを使用)でも5-0と力の差を見せつけた。

 結局、日本は4チームとの対戦を全勝で終えるという圧倒的な強さを見せつけ、東アジア地域予選を1位突破。2位に入った香港とともに、アジア大会への出場権を獲得した。ジャカルタで行われる本大会では日本、香港のほか、インド(南アジア代表)、イラン(西アジア代表)、カザフスタン(中央アジア代表)、ベトナム、マレーシア(東南アジア代表)、インドネシア(開催地域枠)の8チームが2グループに分かれ、総当たりで対戦。地域予選と同じく1vs1、2vs2、1vs1の2本先取で争い、各グループ上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。

大会当日の様子はこちら

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