2016明治安田生命J2リーグ第40節が6日に行われ、徳島ヴォルティスとコンサドーレ札幌が対戦した。
残り3試合となった今季のJ2リーグ。10位徳島はJ1昇格プレーオフ出場圏内の6位との勝ち点差が12と昇格の可能性は消滅したが、ホームで勝利を目指す。対する首位札幌は、この試合に勝ったうえで3位清水エスパルスが引き分け以下に終わった場合、自動昇格となる2位以上が確定する。
先制したのは札幌だった。32分、右からのCKがゴール前に流れると、このボールに反応したジュリーニョが左足で押し込んでネットを揺らした。
しかし徳島も前半のうちに追いつく。前半アディショナルタイム1分、GK長谷川徹が蹴ったゴールキックが風に流されてディフェンスラインの裏に抜けると、渡大生が右足でゴール左に流し込んだ。
後半に入り55分、徳島はエリア手前左でパスを受けた渡が巧みなターンでDFをかわして右足ミドル。このシュートは右ポストに弾かれたが、こぼれ球を山﨑凌吾が押し込み、逆転に成功した。
札幌は最後まで同点を目指して攻め込んだが、結局ゴールは生まれず、試合はこのまま2-1で終了。J1昇格決定の可能性があった札幌だが、ここ4試合で3敗目を喫し、足踏みとなった。
次節、徳島は12日にザスパクサツ群馬と、札幌は同日にジェフユナイテッド千葉と、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
徳島ヴォルティス 2-1 コンサドーレ札幌
【得点者】
0-1 32分 ジュリーニョ(札幌)
1-1 45+1分 渡大生(徳島)
2-1 55分 山﨑凌吾(徳島)
By サッカーキング編集部
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