フィオレンティーナ戦に出場したMFタウンゼント(左)[写真]=Getty Images
トッテナムが過酷なメニューを実施したと20日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じた。
トッテナムは、19日に行われたヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグでフィオレンティーナと対戦し、1-1で引き分けた。同試合に出場していたMFアンドロス・タウンゼント、MFクリスティアン・エリクセン、DFカイル・ウォーカー、DFヤン・ヴェルトンゲンが疲労を回復させる“特別メニュー”を消化したようだ。
同紙によると、4選手は上半身裸で、ショートパンツと靴下、帽子、マスクのみを着用し、液体窒素により零下130度から140度までに冷却された冷凍室に約3分間入れられたという。
これは日本人が開発したとされる疲労回復メニューで、極端な低温状況で体を刺激することで、冷凍室を出たときに拡張した血管が血液供給を増加させ、回復を促すというもの。以前、トッテナムのスポーツドクターを務めていたサム・エリス氏は、「冷凍室を利用することで、コンディションをより迅速に向上させることができる。回復が必要な選手は、このメニューを1日に3回こなしていたよ」と語っている。