延長前半終了後、審判に詰め寄る場面もあったシメオネ監督(左から2人目) [写真]=Getty Images
24日に行われた、チャンピオンズリーグ決勝でアトレティコ・マドリードはレアル・マドリードと対戦した。アトレティコは先制するも、後半アディショナルタイムに同点弾を決められ、延長に突入、延長後半に3点を献上し1-4で敗れ、クラブ初の欧州制覇を逃している。
この試合で、レアル所属のフランス代表DFラファエル・ヴァランと騒動を起こし退場処分となった、アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督は試合後に、同試合と今シーズンついてコメントした。クラブ公式HPが伝えている。
同監督は試合について、「この試合は涙を流すに値しない。全てを出し切った時、何も言うことはない。選手たちやファンをとても誇りに思っている」とコメント。さらに、チームについては、「競争心が強く、良い対応をしていた」と満足していることを語った。また、今シーズンは「偉大なチームを相手に戦い、アトレティコとしては素晴らしいシーズンとなった」としているが、「今は休みに入る。そしてこの夏、また再始動して同じように取り組んでいくよ」と既に来シーズンに視野を向けている。
シメオネ監督は2011年12月から、現役時代にも所属していたアトレティコを指揮しており、今シーズンはクラブを18年ぶりのリーガ・エスパニョーラ優勝に導いている。