ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は21日、鹿児島県指宿市で合宿をスタートさせた。
初日の練習を終えたマンチェスター・U所属の香川真司は記者団の取材に応じ、「ここ1週間、キャンプで上げて、試合もありますし、やっぱり基礎的な体力をもう1回上げなきゃいけないと思っています。ここ2、3日は厳しいと思いますけど、気を引き締めていきたいです」と、指宿合宿前からの海外組自主トレで調整したコンディション面について言及。「逆算してハードにやれている」と調整に自信を示した。
香川がプレーするマンチェスター・Uは、19日にルイス・ファン・ハール現オランダ代表監督(W杯後退任)の新指揮官就任を発表。香川が日本に帰国してから新監督が決まった形となったが、「前々からほとんど決まりかけていたし、決まることは分かっていたので。とりあえず今はワールドカップですし、それからじゃないかなと思います」と、日本代表でのプレーに集中することを強調。新シーズン、1からポジション争いをすることになるが、「今は日本が勝つことが何よりですし、自分のアピールの場ではないと思っています」と、代表として結果を残すことを誓った。
日本代表は25日指宿で合宿を行い、27日にキリンチャレンジカップのキプロス戦に臨む。