マジョルカ戦を振り返ったオヤルサバル [写真]=Getty Images
レアル・ソシエダに所属するスペイン代表FWミケル・オヤルサバルが、マジョルカ戦を振り返った。28日、スペイン紙『アス』が同選手のコメントを伝えている。
コパ・デル・レイ(国王杯)・準決勝セカンドレグが27日に行われ、レアル・ソシエダとマジョルカが対戦した。6日に開催されたファーストレグを0-0のスコアレスドローで終え、ホームでの大一番を迎えた“ラ・レアル”だが、試合は50分に先制を許す苦しい展開に。それでも、71分に途中投入のミケル・オヤルサバルが同点弾をマークして勝負は延長戦に突入。しかし、120分で決着がつかずに迎えたPK戦では、惜しくも5-4で敗れ、レアル・ソシエダの準決勝敗退が決まった。
負傷明けながらチームを救う同点弾を挙げた一方、自らのPK失敗により決勝進出を逃したオヤルサバル。試合の感想を問われた同選手は、「あのようなことが起きた後で、幸せだと言うつもりはないが、それが現実だ」と率直な思いを吐露。「物事がうまくいくこともあれば、そうでないこともある。今日はうまくいかなかったし、僕らにとっては残念だ」と悔しさを滲ませつつ、「最初から最後まで僕らを支えてくれた人たちにとっても残念なことだ」と言葉を並べた。
しかし、「でも、そういうものなんだ」と望まない結果に対する理解を示しつつ、「今日は僕の番だったけど、また別の日に受けることになったら、また引き受ける。パリ・サンジェルマン(PSG)戦でPK戦があれば、また蹴る」とPK戦の可能性があるチャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16への、強い責任感と覚悟を口に。「今は被害者になりたくないし、自分が注目の的だとも思いたくない」と述べながら、「これもサッカーの世界だから、できるだけ早く巻き返せるように頑張らないといけない」と決意を語っている。
また、「悲しい雰囲気は当然存在すると思うが、それは可能な限り最小限でなければならない」とマインドの切り替えの必要性を強調。「この先には多くの試練があり、多くのシーズンが残されていて、多くのことが懸かっていて、とても素晴らしいことがある」と前を向く姿勢を示しながら、「時間が経てば数年後、あるいは数日後に、僕たちはそれにふさわしい価値を与えられると思う。今は、できるだけ早くページをめくって、これから起こることを楽しみに待とう」とコメントした。
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By サッカーキング編集部
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