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冨安健洋が指摘する初戦の「緩さ」…チームを引き締めイラク戦へ「僕に求められていること」

2024.01.17

イラク戦に向けて調整を進める冨安健洋

 AFCアジアカップカタール2023・グループD第2節のイラク戦に向けて調整を進める日本代表。17日の練習後、DF冨安健洋(アーセナル/イングランド)が報道陣の取材に応じ、初戦のベトナム戦について言及した。

 現地時間14日に行われたベトナムとの初戦。日本は(モナコ/フランス)の得点で10分に幸先良く先制するも、セットプレーで逆転を許す厳しい展開に。れでも前半終了間際に南野と中村敬斗(スタッド・ランス/フランス)の連続ゴールで勝ち越すと、85分には上田綺世(フェイエノールト/オランダ)がダメ押し点を奪い、4-2で白星スタートを切った。

 負傷の影響でベンチ外となり、スタンドからベトナム戦を見守った冨安。苦戦を強いられた要因について「シンプルにメンタル的な緩さはあったと思います」と率直な感想を述べつつ、次のように言葉を続けた。

「実際にあってはいけないことですし、あとはできる限りボールを自分たちのゴールから遠ざけながらプレーするということが大事になってくると思います。どうしてもボックス内では何でも起こり得ますし、事故で入ったりとかもあるので。それすらもさせないぐらいできる限り、相手陣内でプレーすることができれば良いかなと思います」

 また、“緩さ”の原因については「それを緩さと言うのか、大会初戦の難しさで、緊張だったりプレッシャーだったりっていうものは選手それぞれ違うと思いますけど」と言及。その上でA代表通算37キャップを誇る25歳は「そういったところを経験のある選手だったり、キャップ数がある選手が周りに『締めろよ』というのは伝えないといけないですし、僕に求められていることだと思うので、そこはピッチ上でしっかりと責任を果たしたいと思います」と語った。

 連勝をかけて激突するのはイラク。過去にはアジア制覇を成し遂げた経験もあり、今大会の初戦ではインドネシアを3-1で下している。「見てもらったらわかる通り練習に入ってるので」と自らのコンディションに問題がないことを強調した冨安は、次のように対戦相手への警戒感を口にした。

「メンタル的に迷いがないというのは映像から見ても感じました。その分速く感じるというか、考える時間が短いんで先に準備しておかないといけないですし、ボールが入る前のところでできる限りのことをやらないといけないというふうに思います」

 イラク戦は日本時間の19日20時半にキックオフ予定。試合の模様はDAZNでライブ配信されるほか、テレビ朝日系列でも生中継される。

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By サッカーキング編集部

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