ガンバ大阪、広島戦で限定WCCFカードを無料プレゼント！！　遠藤「僕のカードを手に入れて」

［サッカーゲームキング Vol.046 12月号掲載］

　Jリーグの名門、ガンバ大阪の4選手が『WCCF』でカード化されることが明らかになった。しかも完全限定版だ。ここでは、キャンペーン実施を記念してキャプテン・遠藤保仁のインタビューをはじめ、カード化されるG大阪の4選手のコメントをお届けする。キャンペーン概要をしっかりチェックして、貴重なカードを何としても手に入れよう！

【SPECIAL INTERVIEW】遠藤保仁（ガンバ大阪）「“三冠以上”を目指して」

　三冠王者として今シーズンを戦うガンバ大阪の中心には遠藤保仁がいる。18年目を迎えたプロキャリアの中でJリーグ通算500試合以上を経験し、日本代表としても152キャップという前人未到の大記録を樹立。35歳となった今も年齢を感じさせず、ピッチでまばゆい輝きを放ち続ける。そんな日本サッカー界のレジェンドが、現在のガンバ大阪についてそして、サッカーゲームについて語ってくれた。

インタビュー・文＝山本剛央　Interview and text by Takeo YAMAMOTO
写真＝コラソン梅原沙織　Photo by CORACAO Saori UMEBARA

サンフレッチェ広島戦は緊迫した熱い試合になる

2015年のJ1リーグも、いよいよクライマックスに突入します。ここまでの戦いを振り返ってどのような印象ですか。

遠藤　リーグ戦は悪くはないけど、もう少し勝ち点を積んでおきたかった、というのが正直なところです。ただ、ナビスコカップも勝ち残っていますからね。全体的には順調と言っていいと思います。

チームの雰囲気も悪くないですか？

遠藤　はい。選手それぞれが三冠を達成した昨年よりも良い成績を、と思っていますし、メンタル的にも落ち着いていますよ。

今シーズンからJ1リーグは2ステージ制になり、レギュレーションが変わりました。難しさはありますか？

遠藤　そうですね。難しいというか、有利、不利が多少は出てきますよね。1stステージで優勝した浦和レッズは、チャンピオンシップ出場がすでに決まっているので、そこに向けて調整ができる。一方、僕たちはチャンピオンシップに出るため、2ndステージ優勝、あるいは年間順位で3位以内に入らなければいけない。だから、当然リーグ戦1試合への向き合い方もチームによって違いが出てくる。

ガンバ大阪は試合数も多く、コンディション管理も大変かと思います。

遠藤　まあ、Jリーグのチームの中では一番試合数が多いですからね。疲労も蓄積してきますし。だけど、コンディションは全体的に良いですよ。スタッフがしっかり管理、調整してくれていますし、今シーズンはケガ人もそれほど多くない。回復メニューも含めて、非常にいいトレーニングができています。

現在のガンバ大阪のサッカーの魅力はどういうところにあると思いますか。

遠藤　今は一昔前の攻撃サッカーとはスタイルが全く違います。「楽しいサッカー」という意味では、5、6年前のほうが良かったのかもしれません。だけど、今のチームにはまた別の魅力があります。全員で守って、全員で攻撃するというか。しぶとく戦って勝ち切るスタイルです。日本代表に選ばれている選手も多いですが、今のガンバはチームとしての組織力ありきのチーム。守備でも攻撃でも、複数の選手が連動するプレーが魅力かなと。

ガンバ大阪の4選手のWCCFカードがサンフレッチェ広島戦で配布されます。広島戦の見所を教えてください。

遠藤　僕たちにとっては絶対に落とせない、とても大事なゲームになる。広島はシーズンを通して安定した力を発揮できるチームです。ベテランと若手がうまく融合していてチームのバランスがいい。何よりチームとしての完成度が高いですからね。ということから、広島戦は緊迫した熱い試合になるはずです。少しのミスが勝敗を分けると思うので、そういったところも見てもらって楽しんでもらえれば。

サッカーゲームはサッカーへの入り口を広げてくれている

サッカーゲームについてもお聞きします。WCCFをプレイされたことは？

遠藤　ないですね。でも、知っていますよ。『サカつく』や『ウイニングイレブン』とはまた違った面白さがあるんでしょうね。

カードを集めつつチームを強くしていきます。

遠藤　集める面白さもあるでしょうし、監督気分でゲームが楽しめると。カードを動かしながら、画面を見ながらできるのはいいですよね。

遠藤選手は、サッカーゲームだとどういうプレイスタイルですか？

遠藤　僕の場合、リアルなサッカーとは真逆ですよ。ガンガン削りにいったりして（笑）。

なるほど。リアルだとやらない、やれないことをゲームでやると。

遠藤　はい。そういうのが面白いですよね。

日本にはサッカーゲームがたくさんありますが、ゲームがサッカー文化の発展に寄与していると思いますか？

遠藤　少なからずその側面はあるでしょうね。僕らの世代はマンガの『キャプテン翼』に影響を受けましたけど、今の子どもたちはサッカーゲームから入って、実際にサッカーをする子もたくさんいるはずですから。サッカーへの入り口を広げてくれていると思います。

遠藤、宇佐美、岩下、パトリックが自身のWCCFカードについて語る！

遠藤、宇佐美、岩下、パトリックが自身のWCCFカードについて語る！

ガンバ大阪の4選手が自身のWCCFカードについて語る

遠藤保仁 Yasuhito ENDO（MF 7）

パラメータ　OFF 15／DEF 11／TEC 17／POW 14／SPE 12／STA 16／TOTAL 85

アクセントとして使ってもらえれば
パラメーターについての感想は……特にありません（笑）。僕、こういうの本当に気にしない人なので。ただ唯一、言わせてもらえるならパワーは間違いなく（宇佐美）貴史よりありますよ。それくらいですね（笑）。『WCCF』は監督気分で楽しめるゲームだと思います。いろいろなカードを集めて、いろいろな戦術を試しつつ、頭をフル回転させながら真剣勝負を楽しめる。そういった中で僕のカードを、一つのアクセントとして使ってもらえればうれしいですね。ぜひ広島戦に来場して、僕のカードを手に入れつつ、ガンバの試合を楽しんでください。

宇佐美貴史 Takashi USAMI（FW 39）

パラメータ　OFF 17／DEF 6／TEC 17／POW 15／SPE 17／STA 14／TOTAL 86

テクニックは19にしてほしい（笑）
『WCCF』の自分のカードを見たのは初めてです。感想は……スピードが17!?　それはやり過ぎ。17もあったら、もっとDFを抜いていけるはず。良くても15くらいかな、と。その代わり、テクニックは19にしてほしいです（笑）。いずれにしても、僕はあまり使いやすい選手ではないと思いますが、僕のカードを手に入れたユーザーはぜひうまく使いこなしてもらえれば。といっても、もし僕がこのゲームでチームを作るなら、自分はいらない（笑）。チームメートで欲しい選手？　今ちゃん（今野泰幸）かな。ボール奪取力は本当にすごい。満点のプレイヤーです。

岩下敬輔 Keisuke IWASHITA（DF 8）

パラメータ　OFF 10／DEF 16／TEC 14／POW 16／SPE 14／STA 15／TOTAL 85

自分のカードができたのは感慨深い
プロになりたての頃、チームメートと『WCCF』で遊んでいました。当時のお気に入りカードはブスケツ（FCバルセロナ）。まだ全然、有名じゃなかったけど、めっちゃ活躍してくれましたね。だから、自分のカードができたのは感慨深い。「俺も頑張ってきたな」って（笑）。パラメーターは、こんなもんでしょう。むしろ評価していただいて、ありがたい。特にスキルの『フォワード狩り』は、気に入っています。絶対に止められないようなスター選手でも、ファウルすれすれ、ギリギリの駆け引きをして止めてくれるはず。ぜひ試してみてください！

パトリック PATRIC（FW 29）

パラメータ　OFF 16／DEF 7／TEC 13／POW 18／SPE 17／STA 15／TOTAL 86

僕も『WCCF』を楽しんでみたい
日本ですごく人気のある『WCCF』でカード化されて、すごく光栄だよ。パラメーターについても満足している。パワーが18ポイントと最も高く評価されていて、僕の特長がしっかり反映されているね。僕もサッカーゲームは大好きだ。チームメートのリンスとよく遊んでいるし、僕の息子フェリペも夢中になっている。僕も息子と一緒に実際にこのカードで『WCCF』を楽しんでみたい。運良く僕のカードを手に入れたみんなには、ぜひ僕を前線の右サイドに置いてほしい。僕の一番得意なポジションだからね。きっとゴールを量産してくれるはずだよ（笑）。