2015.04.28

「難しい状況下でどう守るのかは、観ていてすごく面白い」。日本代表GK・権田修一選手(FC東京)がリーガ観戦の醍醐味を語る

 5月1日、「2015東京国際ユース(U-14)サッカー大会」が駒沢オリンピック公園総合運動場で開幕する。世界14都市のサッカーエリート達が凌ぎを削るこの大会を前に、大会アンバサダーを務める元日本代表・北澤豪氏が、新生日本代表にも選出されたFC東京・権田修一選手へのインタビューを敢行。大会に臨む選手達に向けた熱いメッセージはもちろん、好調を維持するクラブや日本代表としての熱い想い、そして本人がプレーの手本とするテア・シュテーゲンも活躍するリーガ・エスパニョーラの魅力について語ってくれた。

 先日開催されたハリルホジッチ監督率いる新生日本代表の初陣、権田修一選手はキリンチャレンジカップ2015チュニジア戦で先発出場を果たした。「これからはこのレベルで自分も勝負しなければならないという気持ちになりました。僕はFC東京で結果を出すことが、代表に選ばれる一番の近道だと思っています。前回のアジアカップの時も昨年の優勝チームと準優勝チームのGKが選出されていますし、チームが勝っていることがGKとしてしっかりプレーできていて、チームの勝利に貢献できている証拠だと思っています」と、クラブの活躍を通じて代表正GKの座を狙う気概を覗かせた。

 話は5月に開幕する「2015東京国際ユース(U-14)サッカー大会」へ。日本代表まで上り詰めた権田選手にとって、初の国際舞台はFC東京U-15時代にフランス・パリで行われた招待試合だった。「良い意味でショックを受けました。同世代にこれほどすごい選手がいるのだと思い知らされました。海外のチームと戦うことで、世界基準で見た自分の現在地を推し測れるようになりましたし、それは自分の中ですごくプラスになったと感じています」と、育成年代における国際大会の意義を語った。

 さらに北澤氏から「嫌いなプレーはあるの?」と問われると、「僕はGKとしてシュートを見送ることが嫌いです。枠に飛んできたシュートを止めることがGKの一番の仕事であり、反応もしないで見送ることは仕事の放棄です。どんなに難しいシュートでも触りに行くチャレンジをしなければいけないと思いますし、将来プロを目指す育成年代の選手達にも、最後までボールに喰らい付いて欲しい。とんでみないと分からないことがありますから」と、プロサッカー選手を志す子ども達に、熱いエールを送った。

 佳境を迎えるリーガ・エスパニョーラについて話が移ると、権田選手は自身の好きな選手としてバルセロナのテア・シュテーゲン選手を挙げた。「僕は彼がボルシアMGにいるころから注目していて、バルサに行ったのもすごく納得できました。彼はキックが本当に上手いし、見ているところがすごく良い。シュートを止めることはもちろんですけれど、バルセロナはやはりGKのビルドアップ能力を大事にしているのだと感じました。僕もビルドアップに関してはテア・シュテーゲン選手くらいパスを味方の足元につけられるようになりたいと思っています。身体はあまり大きくありませんが、キックの技術や抜群の存在感など、バルサの試合を観るときはいつも彼を参考にしています」と、敬愛するテア・シュテーゲンの魅力と、自身の成長曲線を重ねて語ってくれた。

 そして最後に激化するリーガの優勝戦線・魅力について聞かれると「バルセロナとレアル・マドリードが本命だと思いますが、個人的にはバルセロナに優勝して欲しいですね。リーガは純粋な身体のぶつかり合いだけではなく、互いの駆け引きにすごく見応えがある。ボールの持ち方一つとっても参考になることばかりです。GKの視点で言えば、例えばメッシと一対一で対峙したときに、抜かれることも横へのシュートもループシュートも、色々想定しなければならない。難しい状況下でどう守るのかは、観ていてすごく面白いと思います」と、プロサッカー選手ならではの視点でリーガ観戦の醍醐味を語ってくれた。

 激動のリーガ・エスパニョーラ14-15シーズンも残り僅かで終了。首位バルセロナと2位レアル・マドリードの苛烈な優勝争いから目が離せない。WOWOWでは毎節最大5試合を独占放送。オンデマンドでは全380試合を配信している。また、東京国際ユース(U-14)サッカー大会は5月1日(金)より駒沢オリンピック公園総合運動場で開幕。尚、権田選手のインタビューは4月30日(木)午前4:57にWOWOWライブで生中継されるリーガ第34節ビジャレアル対アトレティコ・マドリードのハーフタイム企画で放送予定。

■詳しくはリーガ・エスパニョーラ番組オフィシャルサイト(wowow.co.jp/liga)へアクセス!
http://www.wowow.co.jp/sports/liga/

■2015東京国際ユース(U-14)サッカー大会公式HPはこちら
http://www.tokyo-u14.com/